伊豆からの帰路、熱海駅周辺でランチというのが時間的にも良いし選択肢が多いのですが、とにかく混んでいる。
駅周辺はどこも観光客でごった返してるという感じなので、熱海は避けたいし、往路で寄った小田原も同じ感じ。
その間をとって湯河原辺りはどうだろう？
湯河原と言えば超有名人気ラーメン店がありますが、現在は予約制とのこと。
ならば事前に予約しようかと思ったけど、予約の手数料も掛かるらしいし、何よりメニューを見て値段にぶっ飛んだので却下（笑）
それなりの美味さだとは思うのですが…。
ラーメン含め湯河原近辺で探していると気になる店が一軒。
それが今回訪れた「lunch itta」という店。
住所は熱海市ですが、目の前の川を渡れば神奈川県の湯河原町。
最寄り駅もJR湯河原駅と、ほぼ湯河原エリア。
市街地からすぐですが秘境感漂う小さな店で、こちらの「名物丼」なるメニューが飛行機の機内誌で紹介されてじわじわと人気が出たとか？
開店直後くらいに到着しましたが、数台分の駐車場は満車。
店の方に断って、駐車場内に車を入れて待機させてもらう事に。
その間、順番待ちの記名をして店頭のメニューを拝見。
うなぎからスイーツまで、数はそれほどでもないですがジャンルが多岐に渡っていて、一見よく分からないのですが、なんとなくどれもオシャレ感が漂ってます。
20～30分くらい待ったでしょうか？
ようやくカウンター席へ案内され、オーダーはもちろん「ittaの名物丼」。
炙りチャーシュー・塩カルビ・ナムル・キャベツ・温玉・水菜・糸きりとうがらし、7種の具材がたっぷりのご飯の上に乗せられた丼ものです。
海苔のお吸い物が付いてきたのですが、最初に飲んでみたところ、これが素晴らしい！！
上品で奥が深い香りとでも言えばいいのか？！
これは美味い。
そして名物丼ですが、一番目立つのは炙りチャーシュー。
箸で持ち上げようとしたらホロホロと崩れるほどの柔らかさで、甘辛さと炙りの香ばしさが素晴らしい！！
塩カルビは、まぁ普通に美味いといったところ。
ナムルはモヤシですが、これがとても良いアクセントになっています。
キャベツの食感がやや固いのが気になったかな？？
ご飯全体に敷く感じの方が食べやすいかも。
もちろん、温玉は崩して全体に。
やや濃いめの味付けですが、温玉のおかげで丁度良くマイルドに。
湯河原感は全く無い料理ですが、大満足でご馳走さまでした。
旅先ではどうしてもご当地の食材とか料理に拘りがちだけど、その地で人気のメニューというのもいいね。
これは、予想以上の美味さだった。
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