ツーリング予定だったのですが、生憎の雨模様。
前日まで天気予報が微妙だったので、朝になって決めました。
という事で急遽予定を変更して、車で出発して魚を求めて内房方面を南下。
保田漁港や勝山漁港を有する内房屈指の魚の街、鋸南町へ。
勝山漁港近くに行ってみたい店があるので向かってみた。
開店20分前に駐車場に1番乗りで、その数分後に2番の方が駐車場イン。
開店10分くらい前になって、お店の方が看板を出した。
不漁の為休業…。
唖然…。
ここですぐに気持ちを切り替えて、まだ空きのあったお隣の駐車場へ。
こちらは、数軒先にある地魚寿司で有名な「惣四郎」の駐車場。
早速店へ向かってみると、余裕で1巡目で入店出来そう。
こちらの店、R127沿いなので南房総方面を行き来するには必ず通る道です。
かなり前から店の事は知っていて、何度も通るからとずっと先延ばしでした。
そうこうしているうちに、テレビやらネットで取り上げられるようになって、入り難い店になっていた。
小雨模様でお客さんも少なかったので、開店と同時に入店してカウンター席へ。
テーブル2卓、カウンター4名、開店前に待っていた方々でちょうど満席です。
人気メニューは握り8貫に味噌汁とデザートが付いたAセット(1,050円)と、それにハーフサイズのなめこ蕎麦が付いたBセット(1,250円。
実はなめこがあまり好きではないけど、Bセットで頑張ってみよう(笑)
さて注文ですが、どのタイミングで言っていいのか分からないので、しばし静観。
少しするとカウンター内の大将が順番に注文を聞き始め、Bセットを2人前注文。
するとその後に注文していた方が、1.5人前と言っていたのを聞き逃さなかった。
え?出来るの??
急遽、Aセットの1.5人前に変更してもらった。
嫌な顔されるのを覚悟してましたが、大丈夫でした(笑)
さて、ここからが少し長かった。
カウンター席なので、大将がいろいろと話しかける。
初めて来たのか?ネットで見て来たのか?来店する有名人の話、テレビ番組で取り上げられた話、取材を断った話、いろんなお話しを聞けるのは良いのですが(笑)
寿司が出てきたのは、着席後30分以上経ってから。
まぁ、丁寧におひとりで握っているのだからしょうがない。
魚を切るところからこの目で見ているので、テーブル席でひたすら待つよりは良かったかも。
握り寿司、味噌汁、デザート、が順番に登場。
- 地魚握り12貫
妻は1人前8貫だったのですが、1.5人前にすると4貫分は何がダブるのかと思ったら、全て違うネタだったのが想定外の驚き!
左上から
カツオ・ワラサ・キビレ・メダイ
サワラ・ホウボウ・イシガキダイ・タイ(マダイ??)
ブダイ・カイワリ・エボダイ・タチウオ
魚好きや釣り人なら、どれもそんなに珍しい魚ではないけど、一般的には名の知れていない魚ばかり。
スーパー等で普通に手に入ったり回転寿司等でも当たり前にある物は、カツオ・ワラサ・サワラ・ホウボウ・タイ・タチウオくらい??
その他は、魚種豊富な鮮魚売り場でたまに見かけるくらいかな??
そういう魚が好きなので見つけると買うのですが、カイワリとキビレは初めて口にした。
どちらも釣りでは馴染があるけど、完全に外道扱いで、持ち帰った事はない(笑)
クロダイ釣りの外道として有名なキビレは、もっと水っぽいかと思ったけど「白身の美味い魚」という感じだった。
意外な美味さだったのが、カイワリの歯応えと甘み。
こういうラインナップの寿司、正に理想です。
「地魚」と称するのに、その地で揚がるはずの無いマグロがトロっと乗っていたり、イクラがちりばめられていたり、そういうのは一切無いので嬉しい限り。 - 味噌汁
まさかのアジが丸ごと1尾入った豪快なやつ(笑)
いくら何でもこれはないだろう…と思って飲んでみたところ、これが意外な美味さ。
アジは炙ってあるのでっすが、これが要かな?? - デザート
スイーツ経験値が極端に少ないので語れる事はありませんが、繊細な美味さでした。
12貫全て魚の名前が書いてあるのがとてもありがたい。
これ、知らずに食ったら美味さというか、楽しさ半減かも(笑)
地魚好き、そして白身好きにとっては、夢の様な握り寿司でした。
1.5人前ならお腹もじゅうぶん満足で、ご馳走さまでした!
そして価格も大満足。
1.5人前(12貫)で1,550円!!!!!
聞くところによると、2人前にしても全て違うネタだとか?!
これはリピート必至。
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