中村農場の親子丼@中村農場(山梨県北杜市)

浦安から首都高・中央高速経由でおよそ180kmの八ヶ岳の麓にて、極上の親子丼を味わって来た。
次女に教えてもらい、妻と二人で行くつもりだったのですが、親子丼に釣られて結局家族4人で(笑)
何やら開店前から整理券を配る程の人気店らしいので、11時開店の1時間前には到着したいので、6時半過ぎに自宅を出発。
ナビの情報によると、中央高速がそこそこ渋滞しているものの、ノンストップで行けば9時半到着予定。
休憩等を考えればまぁまぁかな?
首都高4号線から中央高速八王子辺りまでは断続的に渋滞していたもののそれ以降はスムースに行けて、休憩挟んで最寄りの中央高速長坂ICからは北杜八ヶ岳公園線を北上して、目的地の「中村農場」にはちょうど10時に到着。

広い駐車場にはまだ1台で、我々は2台目です。
すぐに店頭の整理券を発券すると、2組目。
予想では、オープンからの1巡目にギリギリ入れるかな??という感じだったので、かなりラッキー。
季節的には、お客さんがだいぶ少なくなったようです。
飲食は11時オープンですが、鶏肉や鶏卵を扱う直売所は10時オープン。
まずは、以前次女にお土産でもらって美味かった「八ヶ岳卵」とその他諸々買ってから、徒歩ですぐ近くの「八ヶ岳高原大橋」へ。

絶景ポイントですが、高さ100mの橋から真下を見下ろすとさすがに足がすくみますね…。
そして空気が冷たい。気温の高い昨今ですが、今シーズン初めて、痛いほどの冷たさを感じました。
開店10分程前に店頭に待機。
この時点で、駐車場はかなり埋まり、もちろん整理券の発行数もかなりの数みたい。

開店直前に店の方が出てきて、1組ずつ店内へ案内~食券購入・食券渡し~水や箸はセルフ~指定されたテーブルへ~出来上がった料理も配膳口からセルフという一連の流れを説明。
この流れのおかげで、食券販売機周辺のゴチャゴチャ感も無く、ちょっと時間は掛かるもののいろいろとスムースでした。
オーダーは、最高峰の「ほろほろ鳥の親子丼」か、一番人気の「中村農場の親子丼」(甲斐路軍鶏・八ヶ岳卵)か、かなり迷う。
変化球で「レバー丼」も気になる。
全員車の中からずっと迷っていた(笑)
初めてなので、やっぱりスタンダードな物をという事で全員一致で「中村農場の親子丼」を。
そして整理券の発券機近くに掲示してあって気になっていた「ソリレス串カツ」を追加。
ソリレスとはモモ肉の付け根にある希少部位。
指定されたテーブル席に座り、15分程でテーブル番号を呼ばれて料理受取です。

トレイには、親子丼・スープ・漬物。
丼のフタを開けると同時に見た目に感激♪

彩りとかボリュームとか、美味そうな要素ばかり。
すぐに食らいつきたいのを我慢して、まずはスープから。
生姜の効いた鶏スープで、鶏そぼろが少し入っています。
塩味だけのシンプルな鶏スープが付いてくるものだと思ったので、予想外の一品。
これだけでご飯いけそう(笑)

そしてメインの親子丼です。
玉子の半熟具合、最高ですね。
玉子はこちらで販売されている「八ヶ岳卵」との事ですが、この美味さはお土産で体験済。
やや固まっている部分と生に近い部分といわゆる半熟部分の比率が最高!!
そして一口食べて感じたのが、割と味付けがしっかり。
もっと上品で優しい味付けかと思ってましたが、肉やタマゴの味を邪魔しないというか、完全に共存出来るしっかりした味付けで美味い美味い。
そして肉は「甲斐路軍鶏」。
普通に食べて普通以上に美味くて良い食感なのですが、2~3口食べたところで、噛めば噛む程旨味を感じる事に気付いた。
鶏肉って淡白なイメージがありますが、こんなに濃厚な旨味を感じる事にビックリ。
玉子と肉のみというのもイイね。
タマネギや三つ葉もいいけど、玉子と肉の美味さを最大限に味わうならこれが正解。

そしてソリレス串カツ。
「鶏肉<豚肉」とは思ってないし、どちらもそれぞれ好きですが、何も言われなければ食感は豚肉の普通の串カツ。
鶏肉は精肉もモツもいろいろ食べますが、こんな部位があったとは知らなかったし名前も初めて聞いた。
今度、丸鶏を食べる時に意識して食べてみよう。
親子丼って、自分の中での丼ものランキングではそれほど上位ではなく、丼の選択肢がいろいろある場合には敢えて親子丼をチョイスする事は無いので経験値は低いのですが、間違いなく今まで食べた親子丼のトップ!!
片道180kmの疲れも玉子と鶏肉の美味さに癒されてご馳走さまでした。


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