季節的にそろそろ鰻が恋しくなってきたので、週末にでも行けたらいいなぁなんて思ってました。
ちょうどラジオで「土用の丑の日」の話題になってまして、今年は7月19日(土)と7月31日(木)だそうな。
ん?この週末を逃して次の週末になったら、ちょうど土用の丑の日じゃん!!激混みだろ?!
という事で、行けたら…じゃなくて、慌てて行ってきました(笑)
当初は、妻とバイクで行くつもりだったのですが、次女が参加表明、直前に長女も参加表明して、久しぶりに家族4人、車での鰻となりました。
もちろん店は、印旛沼の東側を通る通称「うなぎ街道」沿いにある「又兵衛」。
もう何年も前に偶然見つけた穴場的な店で、佃煮製造販売の会社がやっているうなぎ専門店。
店構えは少々あれなんですが(笑)、国産うなぎが格安で食べられます。
たぶん、テレビ等では紹介された事は無いと思いますが、クチコミ等でいつの間にか人気店になって、今では開店時には駐車場が満車。
以前は、ギリギリ満席というのはあっても、記帳して並ぶなんて事は考えられませんでした…。
土用丑の日1週間前の週末、という事で開店1時間前を狙って出発です。
高速使ってまでというのは大袈裟なので、一般道で。
木下街道~R464経由で90分程度、多少渋滞しても100分くらい?
8時半に出発して、遅くても10時半前には楽勝だろうと目論んでいたのですが、R464が作業の為の車線規制で、まさかの大渋滞!!
車内で順番待ち出来るのでいいのですが、それは駐車場が空いていたらの話。
多少待っても、駐車場が満車にならない事を祈りつつ、到着は10時45分。
駐車場は12~13台分かな?
残り2台分、ギリギリでした!




早速、順番待ちの記帳をすると11組目くらい?
ほとんどの方が2人組なので、1巡目で店内に入れるかどうか、これもギリギリなところ。
11時になりオープン。
この時には満車で、諦めて帰る車もちらほら。
1組ずつ店内に案内して、オーダーを受けたら次の方を店内へ案内という段取りみたいですが、これはなかなか良いですね。
しばらくしてようやく店内へ案内されたと同時に、これで満席なのでこれ以降の方々は少々待ちます的なアナウンスがあり、またまたギリギリでした。
但し、オーダーは必然的に店内で一番最後、そこそこ待つ覚悟です。
座敷のテーブル席に案内され、うな重を「直焼き」でオーダー。
そうなんです、こちらの店、蒲焼を関東・関西どちらのスタイルでもオーダーできます。
蒸しの過程が無い、関西スタイルの直焼きにしましたが、毎度悩むところです。
そしてもっと迷うのが「白焼き定食」と「うな肝重」。
白焼きも肝も大好きなのですが、どちらかと言えば酒のお供寄りで、やはり「蒲焼」の誘惑には負けますね(笑)
オーダー時には、少し時間がかかる旨を伝えられました。




まずはお通し代わりに、鰻のヒレ唐揚。
これが美味いのです。
帰りに買いますよ。
オーダーから30分ちょっと、ようやく「うな重」登場です!!
目の前には「うな重」、何故にこんなにワクワクするのでしょうか(笑)
早速いただきます。




こちらの店、汁物は味噌汁なんですよね。
「肝吸い」はありません。
でも、この味噌汁も美味いのです。
涸沼のしじみだったり、今回はモクズガニ。
やはり川魚系に特化してますね。
モクズガニの味噌汁は、いわゆる海産のカニ汁ほどの主張はないのですが、そこがまた「うな重」の脇役に徹している感じで好感触。
うなぎは、直焼きならではの皮目の食感が大好きです。
もう、何も考えずに黙々と食べます。
半分まではそのまま、残り半分は山椒をかけて。
2025年夏、ご馳走さまでした!
このご時世なのに、昨年から価格は変わらず「うな重:2900円」。
但し、昨今の米高騰から、大盛りが+100円からアップして、+200円へ。
今の時代らしいといえば、らしいですが、うなぎ据え置きで米アップ、世知辛いですね。
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