八千代市のかなり辺鄙なエリア、東葉高速鉄道と北総線の間?最寄り駅はどこ?!?!みたいな…。
車だとR16からすぐなので、それ程不便ではないのですが、店も家もあまり無いような場所にポツンと佇む人気の寿司店。
以前たまたま通り掛かった時に、店頭に数組並んでいるのを見かけてから気になっていた。
調べてみるとかなりの人気店の様で、オープンの11:30を狙って行ける機会があったので初訪問。
店頭には4台分の駐車場があります。
丁度暖簾を出すタイミングで最後尾に並ぶと、なんとか一巡目で入店出来ました。
この時点で、2卓の4人用テーブルが残り1卓、カウンターは8席かな??そのうち残り1席。
奥にも座敷がある様ですが、ランチタイムは使ってない様です。
何やら暗黙のルールがいろいろある様で、事前に口コミ等で知っていたので怖いものは無し(笑)
まずは、自分の入店順を覚えておかなくてはならない。
カウンターは順番に案内されるけど、その間に座敷に案内されるグループもいらっしゃるので、そこが難しいですね。
そして、後から入って来た方は自分の前の方が分からないだろうが、その判断は?
そこがちょっと疑問。
注文は、店主から尋ねられるまで待つのが掟らしいので、黙って待つ。
店主と奥様らしき女性の二人態勢で、握るのは店主さんのみ。
店主さんから、ちょっと時間掛かりますと店内に声かけした様に、1人でひたすら握るのでかなり待ちそう。
そして1グループ分が握り終わりそうな頃に次の方に注文を聞くシステムです。
そして、その際にすぐに注文出来る様に予め決めておくのも掟らしい。
まぁ、特に難しいルールではないけど、知らなかったらフライングしそうだし、実際、フライングオーダーを店主さんに遮られていた方もいた(笑)
その間も、店主さんはカウンター内で手を休める事なく、ひたすら寿司を握ってます。
という事で、30分近く経とうかという時に、ようやく店主さんからオーダーを聞かれた。
もちろん、ほとんどの方が頼んでいるランチ(握りのセット)、そして男性の方はほとんど頼んでいた2人前バージョンで。
手早く握った寿司が乗せられたゲタをカウンター越しに受け取る。
ゲタの上には寿司が所狭しとドッサリと言った感じで、
- 稲荷寿司×2
- かっぱ巻き×1本分
- 玉子×2貫
- 海老×2貫
- コハダ×2貫
- カンパチ?×2貫
- タイ×2貫
- マグロ×1貫
- イカ×1貫
というラインナップ。
これに味噌汁が付くのですが、1分程待ってみたけど出てこない。
これは声をかけた方が良いのか判断出来ずに、とりあえず食べ始める事にした(笑)
どういう順番で食べるか考えてみたけど、とりあえず並んでいる順に。
まずはサッパリとかっぱ巻きからスタートして、いきなり稲荷寿司のボリュームに思わず苦笑いです。
と、この辺でようやく味噌汁が無い事に気付いてくれて、持ってきていただきました。
味噌汁はいわゆる「あら汁」で、これがまた美味い!!
あら出汁がしつこくなく脂っこくもなく、すごくイイ感じの効き具合で、出しゃばり過ぎてなくて美味い!!
その他、ごく普通のありふれたネタの数々ですが、値段を考えればかなりのクォリティ。
口の中に入れるとホロっと崩れるシャリに、悪い意味でのクセの無いネタの数々。
いわゆるコスト&パフォーマンスに優れた寿司だと思います。
これは辺鄙な場所にも関わらずの人気っぷりに納得。
最後に取っておいたマグロを食べて、ご馳走さまでした!!
これで1,050円はすごいね。
寿司本来の姿はファストフードだという事を、いろんな意味で思わせる様な寿司でした。
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