小学校に入学して、とても苦手に感じた授業が音楽だった。
どういう流れでそうなったのかは記憶が無いけど、二年生になる頃に母親の知り合い(だったと思う)のピアノの先生のレッスンに通う事になった。
その後、都内から浦安への引越を経ても違うピアノ教室に通い、中学二年生の頃までレッスンを受けていた。
辞めるきっかけとなったのは、高校受験の事もあったけど、Deep Purple を聞いたのがきっかけだった。それ以前からビートルズやストーンズにはじまりロックとかバンドとかに没頭し始めていたけど、ジョン・ロードのハモンドオルガンにやられた…。
それ以来、Deep Purple や Rainbow のキーボードをコピーしまくりでした。
(何故か Whitesnake にはいかなかった)
そんな10代後半でしたが、Heavy Metal にドップリ浸かる事になり、大学生になる頃にキーボードからベースにコンバートしました。
それ以来しばらく鍵盤楽器から離れていたのですが、「いか天」後に大人の事情も含めて一時やっていたバンドのレコーディングで急遽ピアノを弾く事に。
Faces や Stones に傾倒していたバンドですが、何しろそういう類の鍵盤を弾いたことが無かった。
まずは一番好きで聴いていた「Let It Bleed」(The Rolling Stones)を鍵盤楽器主体で聴いて真似てみた。
最初にコピーしたのはアルバムタイトルの ”Let It Bleed” 。
コピーというより、美味しい部分のパクりみたいな(笑)
アルバム全体を通して、ニッキー・ホプキンズのピアノが際立ってます。
後に知ることになるのですが、”Let It Bleed” に限ってはニッキー・ホプキンズではなく、イアン・スチュワートが弾いていたというオチがありますが(笑)
そんなニッキー・ホプキンズのドキュメンタリー映画「セッションマン」を観に行った。
数々のインタビューや当時の演奏シーンによる構成で、「映画」としてはあまり面白くないだろうけど、ニッキー・ホプキンズというミュージシャンを知るには必要十分だし、興味深いインタビューに引き込まれっぱなしの90分でした。
当たり前の様に知っていた参加アルバム、これもそうだったの?!と初めて知った参加曲。
自宅にCDが何百枚あるか数えた事は無いけど、あらためて考えてみると、我が家の所蔵CDで一番多く弾いているミュージシャンはニッキー・ホプキンズではないかと思った。
まぁ、持っているCDが時代的にドンピシャなものばかりなので当たり前かもしれない(笑)
映画を見て初めて知った事がいろいろあったけど、一番驚いたのはこのアルバムに参加していた事。
ポール・マッカートニーの「Flowers In The Dirt」。
発売当時かなり好きで、何度も聞いていたのですが、ピアノは当然ポールが弾いているものだと思ってた…。
帰宅後にCDを見てみると、確かに!!
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