鴨川市内のR128沿い、安房天津駅と安房小湊駅のちょうど中間辺りでしょうか？
以前食べて美味しかった店へ行こうと思い、営業時間等を確認しようと調べていたら、すぐ隣にも美味そうな店があるじゃないですか。
何度も通りかかっているので店の存在は知っていましたが、干物メインのお土産屋さんかと思っていました。
どうやらイートインコーナー併設の土産物店みたいな感じで、干物の定食が美味いらしいのでこちらに行ってみる事に。
11時前くらいに到着で、店頭には数台分の駐車スペースがあり1台分空いてますが、バックで入れるにはちょっと入れ難そう。
店の裏側にも駐車場があるとの案内板があったので迷わずそちらへ。
こちらも数台分ありますが駐車しているのは1台のみでした。
目の前は青い海！！
早速店内へ入ると、食事か買物かを聞かれ、駐車場所を聞かれた。
店裏の駐車場に入れた事と食事である事を伝えると、カウンター席へ案内された。
もしかして、近隣の店舗の駐車場に間違えて駐車してしまう人とかが居るのかな？？
店の両隣共に道路沿いに駐車場があって、確かに間違えて入れてしまう人もいるかも。
店内は、2/3程が干物等の販売スペースで、1/3程度のスペースにテーブル3卓とカウンター席が6人分。
（帰りに気付いたけど、店頭にテラス席が2卓分？ありました）
テーブル席は満席、カウンターは空席という状況でしたが、我々が座ってお茶を飲み始めた頃には店内満席で、記名して待っている方々が出始めました。
メニューは海鮮丼の類がいろいろ、そして人気の干物定食は「とろさば定食」と「とろあじ定食」の2種。
ここは迷わず、イチオシであろう「とろさば定食」をオーダーです。
ちょうど焼き台が全て使用中で、少々時間が掛かりますとの事。
何も言われずに料理提供まで時間が掛かるのは辛いけど、最初から言われていればノープロブレム！！
店内で売られている干物を見たりしながら待つ事20分くらい。
30分程度を覚悟していたので、予想外に早い。
そして予想外の事がもう一つ。
サバがデカ過ぎる…。
- サバ
大き目のマサバを開いて干物にした物。
良い焼き色で食欲をかきたてられます。
家庭ではなかなかこんな感じで焼けないんですよね。
そして大きさだけではなく、その脂っぷりが凄い！！
背中の窪んだ部分にたっぷりの脂が溜まっている程。
一口食べてみると、見た目通りの美味いやつ。
最初、少し薄味かな？？と思いましたが、このボリュームならむしろ塩味が強いと飽きるかも。
食後のお楽しみ（骨湯）があるので、いつもより丁寧に身を取りながら綺麗にゆっくり食べます（笑） - ご飯
サバに負けず劣らず美味い！！
大盛りにすればよかった…。 - 味噌汁
ハマグリとワカメ。
もしかしたら、ハマグリの味噌汁は初めてかも？！
さっぱりとした出汁が美味いですね。 - 小鉢
ひじきは、あまり自ら食べないのですが、出てきたら食べる程度です（笑） - 大根おろし
大根おろしはあまり好きではないので使いませんが、パック入りの大根おろしは初めて見た。
こんな製品があるんですね。
味は分からんけど便利そう。
最初の2～3口で思ったのですが、ご飯（特に少ないわけではなく普通サイズ）の量に対してサバのボリュームが多過ぎる。
これは、いつもの配分ではご飯が無くなりそうなので、半分程まではサバ中心で食べた。
ここで、やや薄味というのが味方してくれたのです。
そしてご飯も大盛りにせずに正解。
それほどサバのボリュームがすごいのです（笑）
サバとご飯を食べ切った時点で、ほぼ満腹。
しかし、この店に来たらのならここからが大トリというかアンコールというか、とにかく本日一番盛り上がるところ。
ご飯の器と同じものが最初から提供されているのですが、そこにサバの頭や骨を入れておきます。
食べ終わったところで店員さんに声をかけて、お湯を注いでもらって「骨湯」を味わうのです。
入れているのは出汁ではなく単なる湯だと思います。そこに醤油を少し入れていた。
早速いただいてみると…。
ん？？あまり味がしないし、美味くもない…。
もしや？！と思い、湯の中の頭や骨を箸で少し崩してから飲んでみるとこれが大正解！！
美味い、美味過ぎる。
少し魚の臭みを感じる事を予想していたのですが、そんな感じは無い。
焼いた干物の香ばしさと旨味が抽出された、正に出汁を飲んでいる感じ。
これ、ご飯にかけたら美味いだろうなぁ…。
もう少し腹に余裕があったら、ご飯を追加したかったけど、サバのボリュームにやられてそれは無理。
干物でこんなに満腹になったのは初めて。
しばらく干物食べたくない…と思いつつも、最後まで美味しくサバの全てを味わってご馳走さまでした！
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