船橋市内の地理的にはド真ん中に近いのですが、駅からも幹線道路からも道が分かり辛く行き難いエリアの住宅街です。
以前、迷い込んで見つけてから気になっていた店ですが、ようやく行けました。
最寄り駅は高根公団駅だろうか?
船橋東高校の近くですが、とにかく道が複雑で、ナビ無しではなかなか辿り着けません。
そんなエリアの住宅街にある店「キッチン ひら井」ですが、「営業中」の幟がなければ目立たずスルーしてしまいそうな感じです。
軒先テント、店頭の食品サンプル、扉、どれもがノスタルジック。




ランチタイムのピーク前、扉を開けて店内へ入ると、他にお客さんは居ませんでした。
ちょっと薄暗い感じと、イージーリスニング的なBGMが、何とも昭和の観光ホテルのレストランみたいな空気感です(笑)
テーブル席3卓、カウンター2席と、テーブル1卓の座敷というコンパクトな店内。
メニューはそこそこに限られていて、壁に貼られたメニューのみですね。
どれも美味そうで迷いますが、こんな時には日替り的なメニューです。
その名も「おいしい本日のランチ」(750円)とやらを。
内容は、やき肉・ハンバーグ・カニコロッケ・ご飯・みそ汁 という、ニッポンの洋食屋さんの王道な組合せ!
静かなな店内に先のBGMと、厨房から聞こえるフライパンでジュージューと調理をする音が、とてもイイ感じでミックスされて、居心地良いです。
10分ちょっとでライスと味噌汁、続いてメインの皿が運ばれ来ました。
フォーク&ナイフではなく、割り箸です。








- ライス
いかにも洋食屋さんらしく、皿に盛られてます。
大盛オーダー(+100円)、食べ切れない程ではないですが、意外と多いです(笑) - 味噌汁
スープカップの様な感じの器に入ってきたので、洋風なスープかと思いきや味噌汁でした。
味噌汁的には普通ですが、熱々で美味い。 - やき肉
豚肉ロース1枚をガーリックの効いた醤油系ダレで焼いてあり、ご飯にとてもよく合う味。
イメージ的には、「やき肉」というより「ポークソテー」と呼びたいイメージ。 - カニコロッケ
「カニコロッケ」というとポテトコロッケにカニ身が入ったものだったりする事もありますが、期待通り「カニクリームコロッケ」だったので一安心(笑)
揚げたては格別ですね。 - ハンバーグ
大きさ的にはちょっと小さめですが、良い意味で家庭的な手作り感いっぱいのハンバーグ。
正にほっこりする感じのハンバーグ。 - 付合せ
洋食屋さんのド定番、千切りキャベツとケチャップ和えスパゲティ。
どのオカズとも相性良し。
良い意味での想像通りの味というか、洋食屋さん王道の味、全てがご飯と味噌汁との相性ピッタリで、ライス大盛で良かったなぁとご馳走さまでした。
食べている時にちらほらと他のお客さんが来店。
皆さん、同じランチを注文していました。
正に隠れた名店、長く続いて欲しいです。
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