横浜中華街の「中華菜館 同發 本館」。名実共に中華街の老舗店、叉焼等の焼き物で有名な店です。
ここのランチが食べたくて来たのに、何度ふられたことでしょう。定休日だったり、ランチタイム終了だったり…。ようやくタイミングが合って、「香港式午餐」なる名物ランチを食べる事ができた♪
2階席へ案内され、窓際の席へ。外も内も、古き良き中国料理店って感じで、食べ放題やら食べ歩きやら中華街新興店の赤や黄色のド派手な看板に疲れた目には優しくてホッとする(笑)
ランチは、ご飯・青菜炒め・スープに、メイン料理を1品チョイスするスタイル。叉焼は外せないし、焼肉(皮付き豚バラの焼き物)も食べてみたいし、シューマイや蒸し鶏もいいし、モツ料理はビールを飲める時にするとして、やはりここは自慢の焼き物で。叉焼と焼肉のハーフ&ハーフがあったので、それに決定!
ジャスミン茶を飲みながら待つこと10分ほど。まずはスープ。寿司屋の味は玉子焼きで分かる!(オレは分からん(笑)なんて事が言われますが、中華料理店のそれは、スープですね。安くて美味しいランチは数あれど、スープは普通という店が多い。こちらのスープ、本当に優しく体に沁みる味。よくありがちな普通のスープとは一線を画す老舗の味。日替わりなのか、いつもこれなのかは分からないけど、キノコの旨味たっぷりなスープでした。
青菜炒めは、ほんのり生姜の効いた塩味。茎のシャキっと感がギリギリ無くならない感じの炒め具合がイイ!
メインの肉!まずは叉焼。いわゆる我々がイメージするラーメンに乗ってるやつとは、分かってますが別ものです(笑) あれはあれで美味いんだけどね。じっくりと焼き上げて旨味が凝縮された叉焼は、ランチのおかずというよりビールのお供にするべきだったか?!
そして焼肉。こちらももちろん断っておきますが、カルビとかロースとかあの焼肉ではありません(笑)
皮付きの豚バラを焼き上げたもので、皮のパリパリがたまらない。皮だけ食べたい。北京ダックならぬ、北京ポークみたいな感じで(笑)
どちらも、添えられていたネギとパクチーと共に食べると最高ですね。ご飯が進むというより、ビールが進みそうな味です。とは言っても、ご飯おかわりしちゃいましたけどね。白飯が残念な中華料理店が多いなか、こちらのご飯は美味かった。
久しぶりにホッとする優しい味わいの中華料理を食べた気がする。
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