秘境の寿司屋でランチ@手賀寿し(千葉県柏市)

店どころか、住宅さえも疎らな柏市の東端、旧沼南町の手賀沼付近。以前この辺りを走行中に目に入った寿司屋の看板が気になっていた。
看板にはランチが1,000円だという事と、「名物!大きなにぎり寿司」と書かれているものの、付近に寿司屋は見当たらない。
以来、気になりつつも時間の経過と共に忘れかけていたところ、偶然通りかかったので看板に従って訪れてみた。県道沿いで最初に目にした看板から脇道に入り、するとまた看板があって、農道のような道に進んで行くと確かに寿司屋さんがあった。

店の横にある駐車スペースらしき場所に車を停めて入店。
先客1組2名の店内は、ちょっと薄暗くて、テーブル✕2とカウンターのこじんまりした、昔ながらの街の寿司屋さんといった感じです。
カウンターの中には店主らしき方が一人。
カウンター席に座りランチをオーダーすると、ちょうど先客の2人分のランチを作り始める直前だったらしく、寿しげたを追加して3人前を作り始めた。
という事なので、わたくしのところにはお茶もおしぼりも出てきませんが、状況を察して黙って待ちます(笑)
1人分、2人分と出来たところで、2名客のテーブルへ大将自ら運びます。そのタイミングというかついでというか、お茶とおしぼり登場。そしてすぐにランチが到着。

デカい…。細巻きこそ普通サイズですが、握り寿司の大きさたるや、稲荷寿司くらいはあるかと思います。
エビは普通サイズなのでシャリの上にちょこんと乗った感じですが、他のネタはシャリに合わせて大きめ。
かっぱ巻き・ネギトロ巻き・明太子軍艦・玉子握り・イカ握り・エビ握り・マグロ(赤身)握り・マグロ(中トロ)握りというラインナップにお吸い物が付くという内容のランチ。
箸で持ち上げるのも重たい(笑)
二口で食べるのも野暮ったいので一口で食べましたが、「頬張る」という言葉がピッタリの食べ応え。
刺身よりもシャリが主役という感じですが、ハラペコランチには最適(笑)
海鮮丼のご飯大盛バージョンを食べるような感覚です。
単にシャリがデカいというだけではなく、米が美味い!
自家栽培のコシヒカリだそうで、シャリのデカさは米への自信の表れででしょうか?
そんな風にも感じました。
寿司屋のランチって、デフォルトでのボリュームが弱いからか、1.5人前という設定を設けている店も多いじゃないですか。
ここ「手賀寿し」のランチはそんなの無用。おなかいっぱいです。
秘境とも呼べそうな場所にこんな寿司屋があったとは驚きのご馳走さまでした。
また行きたいけど、そう頻繁に来れる場所じゃない(笑)



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