およそ1年ぶりの「吉田のうどん」です。
富士吉田市界隈で食べられるご当地スタイルのうどん「吉田のうどん」を初めて食べたのは10数年以上前。
それ以来の大ファンでして、埼玉方面の「武蔵野うどん」と並んで自分の中ではうどん界のツートップです。
コロナ禍でもあるので、行列人気店は避けてちょっと冒険してみました。
場所的には市内中心部なのですが、一方通行の路地に面しているので今まで知らなかった店です。
とは言え、夏休みの週末という事で混雑を心配して、キャパ的に大き目の店も候補に入れて、まずはお目当ての「ひがしうら」へ。
R127と並行する路地へ入り、すぐに見つけましたが駐車場が分からない。
一旦停めて、お店に入って尋ねてみると、店の並び沿いの隣の隣らしき場所で、他のお客さんも居なくて難なく駐車。
店構えは完全民家系で、10~12畳くらいの座敷に6人用テーブルが3卓。
民家系吉田うどん(勝手にそう呼んでます)のお手本の様なイイ感じの店です。
オーダーはこれまた基本だと思っている肉うどん。
麺は下茹でしてあるようで、5分くらいで登場。
うどんの上には馬肉とキャベツと天かす。
多くの店にある卓上天かすが無いのがちょっと残念。
まずは何も入れずにいただきます。
太くてゴワゴワの麺は、観光客に媚びた食べやすさは微塵も無く、これがまた吉田のうどんの醍醐味。
たまに食べやすい吉田のうどんもあるのですが、ここは違う。
本物だ(笑)
肉とキャベツは普通ですね。
スープは、定番の味噌+醤油で、やや醤油が強めの印象。
そして、吉田のうどんに無くてはならない辛味調味料「すりだね」。
二つ置いてあったので、不思議に思って両方開けてみると、白ゴマと黒ゴマという仕様違いで二種のすりだねが常備されていました。
これは初めてだ。
そういえば、どちらが定番なのだろうか?
気にした事がなかった。
両方試してみたところ、どちらかと言うと、白ゴマの方が好みかな?
自分的にはシンプルな辛味を求めて多めに入れるので、黒ゴマだとゴマの香りが強過ぎてる気がした。
この「すりだね」、どこの店もかなり辛いので激辛好き以外の方は入れすぎご注意です。
うどんの強さに太さ、スープもトッピングも、吉田のうどんのお手本の様な肉うどんで、スープも飲み干してご馳走さまでした。
他のお客さんは、入れ替わりで2組程でしたが、どちらも地元らしき方。
そして、丼を返しに来た近所の方も居て、観光客より地元の方向けのお店みたいですね。
美味くて混んでない、吉田のうどんの穴場的な店でした。
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