以前通りがかって目にして以来気になっていた、印西市内のちょっと寂れた感じの外観がなんともそそられる定食屋さんらしき店へ。
R464と市役所の間くらい、まだまだ昔の風景が残るエリアです。
駐車場は道路を挟んで店の斜め向かい側に。
店内に入るとカウンター席へ案内されてメニュー拝見。
ご夫婦で切り盛りされているようで、カウンター越しの厨房で調理するのは旦那さんらしき方。
配膳等は奥様らしき方が担当。
という事は、キッチンおふくろの料理を作るのは「おふくろ」じゃなくて「おやじ」という事か(笑)
事前にチラリとネット情報でメニューを見て野菜炒めかしょうが焼きでも食べようかと思って入ったのですが、「タマゲタチャーハン」「おふくろナポリタン」「その他作れるもの」に目が釘付け。
「その他作れるもの」は初心者にはハードル高いし、「おふくろナポリタン」はおふくろさんが作るの??おやじさんなの??これも聞くわけにいかないし、一か八かぶっタマげてみようかと決めて「タマゲタチャーハン」なるものをオーダーです。
どのくらいタマゲるのか構えて待っていると、タマげるというより予想外のものが出てきた。
炒めたキャベツと豚肉が盛られた皿とお椀に入ったスープ。
よく見ると、キャベツと豚肉の下には、チャーハン。
これはタマげた(笑)
キャベツと豚肉というと回鍋肉を連想するけど、そういう味付けではなく、いわゆる普通の野菜炒め的な感じで、チャーハンと共に食べる事を前提としているからなのか、味付けは控えめ。
チャーハンは味付けはスタンダードな感じで、先のキャベツと豚肉が乗っているので、割としっとりした食感です。
最初はタマげて、ちょっと違和感ある組合せだったけど、途中から不思議ととても美味く感じてきた。
玉子とワカメのスープは、何とも家庭的で優しい味わい。
見た目は決して「映える」タイプじゃないけど、優しい美味さにご馳走さまでした。
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