カキフライ@居酒屋じん(千葉県市川市)

浦安のお隣、行徳地区の北端、行徳橋の近くにある居酒屋さん。
旧江戸川のほぼ堤防沿いにありますが、こんな場所に?!という感じのロケーションで、飲食店等は全く無い場所にポツンとあります。

民家の一部を改装した様なコンパクトな店です。
以前、仕事の関係で近くに来た時に見つけた店で、店頭のランチメニューを見て気になっていたのですが、少ない駐車がいつも満車でスルーでした。 
これは開店と同時に行かないとダメかな?
という事で、開店時間を狙って行ったらオーケーでした!
扉を開けて店内へ入るとキッチンと対面するカウンター席が5~6席と、4人テーブルが3卓ですが、それぞれの間隔はかなり狭いです。
カウンター席へ座って、早速メニュー拝見。

この日のランチは6種類で、1100円の刺身定食以外は900円。
特に決めていなかったのですが、やはり季節的にはカキフライ!
おしぼりと、氷の入ったグラスが出てきて、卓上に置いてあるペットボトルのお茶をセルフで入れるスタイルです。
卓上にマヨネーズがあると何故かテンションアップ(笑)
丁度、カウンター越しにご主人が調理している様子が見えるのですが、失礼ながら居酒屋ランチのカキフライなのでてっきり業務用の冷凍品みたいな物を使うのかな??と思っていたところ、カキをパッター液にくぐらせてパン粉を付ける作業を見て、ちょっとビックリでした。
決して冷凍物が美味くないとか、それほどの味覚は持ち合わせていません。
揚げ方さえベストな状態であれば美味しく食べられると思ってますが、こんなに丁寧に作られているとは…。
これは期待大!!
カウンターの向こう側では、トレイの上にいろいろセットされ、カイフライの出来上がりを待ってカウンター越しに「カキフライ」登場です。

  • 味噌汁
    味噌汁は、飲んだ瞬間に分かる大好きな味付け具合で、三つ葉が入ってて上品な香りなのがいいね。
  • ご飯
    ご飯は可も無く不可も無くですが、定食のご飯としての美味さはもちろん兼ね備えて、当たり前に美味しいです。
  • 小皿
    漬物が3種。本来なら遠慮するのですが、こういう家庭的な店では何となく申し訳なくて…。
    無理して食べたというか、味噌汁で飲み込みました(笑)
    味わえなくてごめんなさい。
  • 小鉢
    小鉢には揚げ出汁豆腐。
    これは日によって違うみたいです。
    こんなの食べたら、酒飲みたくなってしまいます。
    さすが居酒屋さん!といった感じの揚げ出汁豆腐です。
  • 刺身
    こちらの店のランチの一番の特徴かもしれないです。
    どの定食にも刺身が付くようです。
    刺身定食はどうなるんだろう(笑)
    この日は、マグロが2種5切。
    脇役にしておくには勿体ないマグロで、カキフライと交互に大事に味わいました(笑)
  • カキフライ
    メインのカキフライは4個。
    かなり大粒の部類だと思います。
    一口でギリギリ食べられるくらいかな??
    一口で食べようなんて思いませんけどね(笑)
    残念ながらタルタルソースは付いていません。
    卓上には中濃ソースとマヨネーズ、カウンターの上にはチューブのカラシがそれとなく置いてあったので、まずは皿にカラシを多めに。
    まずはマヨネーズ+カラシで。
    揚げ具合は最高の状態。
    カキも丁度良い火の通りで、フワっと濃厚でサクサクというカキフライのお手本の様な美味さと食感で、とても丁寧に調理された事がよく伝わります。
    ソース+カラシもまた美味い!!
  • 付け合わせ
    カキフライの付け合わせは、キャベツの千切りとマカロニサラダ。
    キャベツは普通かな??
    マカロニサラダが嬉しい。

ご飯もオカズ類も、全てにマジメさを感じます。
カキフライには断然タルタルソースなのですが、そんな事も忘れる美味さで馳走さまでした。
食べ終わる頃には、狭い店内は満席。
近所で働いている方、お住まいになられている方以外は、絶対にその存在に気付かないであろう場所の居酒屋ランチは、お値段以上の満足!!


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