うなぎ推しシーズン到来です。
久しぶりに、印旛沼畔の「又兵衛」へ行ってみようとウナギツーリングを考えていたのですが、梅雨明け後の酷過ぎる猛暑の中、さすがにバイクは辛そう。
という事で、車で行ってきました。
車だったので、次女も便乗。
平日には何度も訪れていたのですが、実は週末は初めて。
印旛沼沿いのR464の旧道は、通称「うなぎ街道」。
人気店が軒を連ねる中、「又兵衛」は佇まいもあれだし（笑）並ぶ事もないけど、実は川魚を専門に扱う老舗直営店で、国産うなぎを安く食べられる「隠れた名店」的な存在。
週末だけど開店と同時くらいなら大丈夫かな？？なんて考えつつ向かいましたが、予定が巻いてかなり早めに着いてしまった。
11時開店ですが、到着は10時20分頃。もちろん待ち客なんてゼロ。
どこかで時間を潰そうかとも思ったけど、駐車場に日陰があったのでそこに駐車して待つ事に。
ふと入口を見ると、何やら記帳台みたいな物が見えたので近くに行ってみると、やはり記帳するみたいです。
既に名前が書いてあったけど、それは前日のもので、当日はもちろん1番。
記帳後、車に戻ってエアコンの効いた車内で涼んでいると、1台来店。
この人も早めに着いちゃったのね…と思いきや、その後は続々と車が入ってきて、10数台分の駐車場は開店15分前には満車！
いつの間にこんな人気店に？！
それとも週末だからか？？
早く着いて本当に良かった。
定刻の2～3分前には暖簾が出て、お店の方が記帳順に名前を呼んで店内へ。
写真は入店直後の座敷ですが、もちろんこの後はすぐに満席。
1番乗りなので、限定の「大うな重」もオーダー可能だけど、うなぎの枚数ではなく大きさそのものが変わるなら、断然小さい方が美味い。
そして、限定3人分の利根川産天然うなぎがあるとの事。
ちょっと魅かれたけど、天然うなぎの旬は冬ですからね。
予定通り、うな重を2人前と、白焼き定食1人前、と伝える直前に、うな重3人前に。
今回も、白焼きにするぞ！と来たものの蒲焼に負けてしまった（笑）
そして、この店ならではの嬉しいところが、関東スタイルの「蒸し」か関西スタイルの「直焼き」を選べる事。
ここは毎回迷うところですが、今回は3人とも「直焼き」で。
次女は「直焼き」初体験だそうな。
まずはお通しとお土産用メニューの試食を兼ねているだろう「ヒレの唐揚げ」。
ビールを呑みたくなるのじっと我慢＆うなぎの焼き上がりをじっと待って、ようやくうな重登場。
味噌汁はモクズガニ。
涸沼産しじみの味噌汁を期待していたけど、これもまた美味し。
そしてうな重のうなぎは浜名湖産だそうな。
それほど鰻を食べ慣れているわけではないので、スーパーの鰻との違いくらいしか分からないけど（笑）、無言になる美味さ。
直焼きにして正解。
全体がカリっとしているわけではなく、皮目が直焼きならではの食感で、もちろん身のフワっと感は良い感じ。
こちらの店、タレがキリっと醤油が立つ感じの味付けで、これがまた好み。
ご飯はギリギリな感じで、もう少し固めが好みだけど、これは炊きたて所以かな？
山椒の事など忘れてあっという間に半分食べてしまった。
とう事で、後半は山椒を少々。
やっぱり山椒は合うね。
美味過ぎて、何も考えずにご馳走さまでした。
値上がりしたものの、2,900円でこのうな重が食べられるのは素晴らしい。
人気上昇も納得だけど、以前の様なひっそりとした「又兵衛」が恋しい（笑）
コメント