「三大うどん」と言えば、讃岐(香川県)・稲庭(秋田県)・水沢(群馬県)が一般的みたいですが(五島うどんやきしめんが入る説もあるみたいです)、自分の中では「吉田のうどん・武蔵野うどん・ひもかわうどん」。
そんな自分の三大うどんの一つ武蔵野うどんですが、20数年前に埼玉県は飯能市内で食べたのが最初です。
当時は「武蔵野うどん」なるジャンルもそれほど一般的ではなかったと思うし、そんな事を知らずにただ美味しいと聞いて食べに行った記憶がある。
その後、これがいわゆる「武蔵野うどん」だという事を知って、いろんな店で食べて来ましたが、最近はご無沙汰でした。
という事で、かなり久しぶりの「武蔵野うどん」です。
埼玉県川島町の人気店「本手打うどん 庄司」。
吉田のうどん同様、民家の一階でやっているような小さな店があれば迷わずそちらをチョイスですが、人気店という事でお手並み拝見(笑)
11時ちょっと前に到着で駐車場の空きがギリギリ1台。
そして開店前なのに誰も並んでない?!
不思議に思ってたら、既に開店して満席でした。
11時開店かと思ってましたが、10時半開店ですね。
満席ですが、順番待ちは1番。
店内の順番待ちスペースに案内されてメニューを渡されると、決まったら声掛けしてくださいと。
茹で時間の長さ所以でしょうか、着席前にオーダー出来るようです。
肉汁とかきのこといった武蔵野うどんの定番メニューと共に「呉汁」なるメニューが。
すり潰した大豆が乗った味噌煮込みタイプで、この店のオリジナルというより、川島町周辺の郷土料理らしいです。
ちょっとそそられたけど、やはり武蔵野うどん!
そして武蔵野うどんと言えば肉汁うどんでしょ?!
(と言っても、本来家庭で食べられていた武蔵野うどんは、もっと質素なものだったらしいですね)
という事で、肉汁うどんを大盛オーダー。
10分程で席に案内され、そこから10分程で肉汁うどん登場です。
少し灰色っぽいゴワゴワの極太麺、これぞ武蔵野うどん!
って、武蔵野うどんってこんな感じだった??
まるで「吉田のうどん」みたいだけど、久しぶりの武蔵野うどんだから記憶違い?
自分の中では、吉田のうどんが太さも固さも最強で、それよりももう少し滑らかで食べやすいのが武蔵野うどんというイメージだった。
早速つけ汁につけて食べてみると、見た通りの食感とのど越し。
とてもすすれる様なうどんではなく、噛んで食べるうどん。
正に吉田のうどんと同じ。いいね。
肉汁は、もう少し甘味が強い方が好きですが、肉のボリュームとか焼きネギの感じはすごくよかった。
やはり「噛む」って大事ですね。
予想外に多く感じて、大盛りはキツい(笑)
顎が疲れる程の噛み応えで、ご馳走さまでした。
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