カルローズ

低温&日照不足で全国的に米不足になったのは、30年ちょっと前でしょうか?
その当時は、価格高騰はそれほどでもなかった記憶があるけど、タイ米等の外国産米が店頭に並ぶようになった。
その当時の米不足を上回る昨今の米価の高騰、凄まじい勢いですね…。
昨年、新米が出たら落ち着くとか言われてましたが、今やスーパーで5kg入りの米が3000円突破どころか、3500円くらいが最低ライン?!
2年程前までは、売り出しで一番安いランクの米なら1500~1600円が普通だったはず。
2000円も出せば、まぁまぁ美味い米が買えた。
我が家はそこそこ米を消費しますが、さすがに昨今の価格は厳しい。
厳しいからと言って、買わないわけにもいかず、なるべく安く買う為のリサーチは常にしていますが、もう限界。
先日、近所のスーパーで「カルローズ」が2600円程度で売られていた。
カリフォルニア産の中粒種で、以前から業務スーパー等で目にしていたけど、やはり国産米の美味さを知っているので躊躇していた。
普段カルローズを扱っていなかったスーパーにも売られていたという事、そして何より価格の安さ(と言っても税込2900円くらい。以前ならそこそこのブランド米が買える価格)に釣られて買ってみました。

早速炊飯。
普段、食べる直前に炊く場合は洗米後すぐに炊飯開始ですが、袋に美味しい炊き方の説明があり「洗米後30~60分水に浸ける」との事で、それに従って炊いてみた。
水加減は標準通り、炊飯器の炊き方コースも普通で炊飯開始。
炊飯完了後すぐにフタを開けてみた。
匂いは普通、シャモジで混ぜた感じは、やや固めというかもっちり感が少ないかな?

茶碗によそって早速食べてみると、やはり匂いや味は何の違和感も無く、極々普通。
但し、もっちり感はやや欠けますね。
どこかで食べた事がある感じだ…と思ったのですが、たぶんダルバートでこの米を使ってる店がいくつかあった。
ダルバートのご飯としてはサラサラの長粒米が合っていると思うのですが、食べやすいように日本の米と混ぜてるのかな??という食感だったのですが、今思えば正にこの「カルローズ」だったかも。
自分的には、慣れれば何てこと無いのですが、やはり日本の米のもっちり感は捨て難いですね…。
さて、炊き立てはこんな感じでしたが、弁当に持って行ったところ「もっちり感に欠ける」部分がより一層目立つ感じでした。
まぁ、許容範囲内で、炊き方の工夫で何とかなりそうかな??
いずれにしろ、100%カルローズにするのはちょっと残念なので、日本の米と半々で買って、それぞれそのままで炊いたり、それぞれを混ぜてみたり、いろいろ試してみる価値はありそうですね。
この後、もち麦を混ぜて炊いてみたら意外とイイ感じでした。
そんな事より、価格が下がれば全て解決なんだけど…。


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