もう20年近く前に買ったMD/CD/TUNER コンポ、サイズ的にはいわゆるミニコンポ。
CDチェンジャーは5連奏で、DVDの再生も可。
MDは遥か昔に使わなくなり、CDもPCに取り込んでデータ再生というスタイルに変わり、自宅でもよくラジオを聴くのでラジオとしては意外と使っていたけど、それすらPC(ラジコ)になってしまった。
ましてや、自分の娘らの世代では音楽はスマートフォンで聴くのが主流で、ほとんど使われなくなっていた。
ちょっと寂しいけど、処分した。
記憶のある幼少の頃、いかにも昭和な小型ながら脚付きの「ステレオ」が自宅にあった。
初めてレコードを聴いたのは、その「ステレオ」だった。
それが、小学校高学年の頃にカセットレコーダー一体型のレコードプレーヤーに代わった。
ちょうどその頃から、自分でレコードを買ったり、友人からレコードを借りたりしていたので、それらを手軽にカセットテープに録音出来るとあって、かなり使っていた。
高校生になりアルバイト収入を得る様になって、まずは単体のカセットデッキを購入。
これを先のレコードプレーヤーに接続して使っていた。
大学生になる頃、初めて一体型のミニコンポを買った。ダブルデッキ搭載のアイワ製品だった。
やはり物足りなくて、初めてフルサイズのコンポを買ったのは成人してからだったかな?
当時大人気だった、パイオニアのプライベートシリーズ。
確か、17~18万円くらいしただろうか??
結構大きな音で鳴らしてたりしたので、今となっては近所迷惑だった事を反省。
かなりお気に入りのコンポだったけど、大学を出た後に一人暮らしをするにあたって、アパートの狭い部屋にはちょっと辛い…。
そこで買い替えたのが、同じくパイオニアのいわゆる「ミニコンポ」のセルフィーシリーズ。
この頃は既にCDが主流になり、レコードプレイヤーの無いミニコンポになりました。
かなり気に入って使ってました。
その後、MDの登場と共に買い替えたのが、今回処分したコンポです。
気付けば、ずっと自分のそばにあった「コンポ」。
今や音楽を聴く手段はパソコンがメインになってしまった。
便利だけど、どこか無機質な音という感じがするね。
パソコンやスマートフォンでの音楽再生が当たり前になった今、wavデータをデスクトップPC+外付けヘッドホンアンプ+ヘッドホンで聴くというスタイルが最後の悪足掻き。外付けのヘッドフォンアンプ、そしてヘッドフォンとイヤフォンは、それ程高価なものじゃないけど、ちょっとだけ拘る。
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