2年半ほど使ったバイク用のインカムを買い替えた。
まだレンタルバイクでツーリングに行っていた頃から使っていた初めて買ったインカムでした。
まだまだじゅうぶん使えるけど、そろそろバッテリー性能がダウンするだろうし、出掛けや出先で急に使えなくなるトラブルも避けたい。
何しろ初めてのインカムだったので、他製品との比較も出来ず、大手のバイク用品店で扱う製品で一番安い製品という条件で買ったものでした。
使ってみて特に不満は無いし、相互のペアリングもスムースだし、多少離れても通話が途切れるトラブルはほぼ無かった。
唯一の難点は、インカム使用とスマートフォンとの同時接続が不可能なこと。
ナビ代わりのスマートフォンからは音声無しということです。
当初はスマートフォン側の設定かと思ってましたが、製品自体にその機能が無い(Bluetoothチップは1個なので)事に気付くのにはしばらくかかりました(笑)
まぁ、出発前におおよそのルートは頭に入れていたので音声無しにはだいぶ慣れたし、それが当たり前になりましたが、やはり道案内の音声は欲しい。
そんな訳で、Bluetoothチップがデュアルタイプの製品を探し始めましたが、当たり前だけど高い高い…。
そんな中で知った製品がこれ。
「jesimaik R16pro」
実売価格はペアで20000円を切るというビックリ価格なので、最初は安かろう悪かろうな印象だったけど、いろいろ検索してみるとなこなかの評判。
気になる悪い評価は、初期不良に当たってしまった評価くらいだろうか?
早速買いました。



本体、本体取付ベース2種(クリップタイプと粘着タイプ)、スピーカー、マイク2種(フルフェイス用とジェット用)、Type-C USBケーブル(充電用)というセット内容。
取付方法は、今まで使っていた物と全く同じ。
そして、サードパーティ製品の本体用シリコン製カバーを別途購入。
こういった製品が出ているというのも、人気の証拠ですね。
まずは取付前に、スピーカーとマイクを接続してペアリング。
正常に機能するかチェックです。
問題無さそうなので、ヘルメットにスピーカーとマイクを装着して、クリップタイプのベースを使用して本体をセット。
最後に、別途購入のシリコンケースを被せて、セット完了です。




ヘルメットへのセットは今まで使っていた製品と全く同じで、本体は少し大きい様に感じるけど全く問題無し。
そしてスピーカーが薄いので耳にあまり当たらず、これがかなり快適です。
スマートフォンとのペアリングも簡単に完了で、スマートフォンの音声を聞きながらの通話も問題無し。
ボタン類の操作性はまぁまぁというところ。
シリコンケースは、見た目的には無い方が良いですが、キズとかゲリラ豪雨対策を考えれば致し方無しです。
という事で、先日のツーリングで本番使用してみました。
電源オンでスマートフォンとは自動接続だと思われますが、なかなか繋がらず、再度ペアリング操作をしての接続成功。
通話のペアリングも一発で出来ず、何度かトライして成功。
使い方を熟知してないが故の手順ミスかと思いますが…。
という事で出発。
ナビの音声案内、当たり前だけど便利ですね。
音声案内が無いことで、何度曲がり損ねたことか(笑)
ちょっと気になったのが、通話の音質。
いわゆる「ドンシャリ」。
音楽を聞く事を前提にした設定なのだろうか?
それともマイクの特性?
以前のインカムは、この辺りはとてもフラットで聴きやすかったのですが、慣れるしかないかな?
全体的には概ね良好。
電源オンからペアリング完了までの操作を覚えれば問題無し。
何よりこの価格を考えれば、じゅうぶん過ぎる製品です。
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