麻婆豆腐@萬龍飯店（千葉県浦安市）

麻婆豆腐が家庭でもお馴染みになったのは、小学生の頃だったと思う。
そんな時代に初めてお店で食べた麻婆豆腐は、
浦安駅ガード下で今も営業中の萬龍飯店。
いわゆる街の中華屋さん的な店。
浦安に引っ越してきて間もない頃、小学校6年生当時通っていたピアノ教室の発表会が確か葛西であった。
転校してきて間もない頃の数少ない友人の一人が見に来てくれた。
帰りは一緒に帰ったので、途中で一緒に何か食べてきなさいと母にお金を渡されて入った店がここだった。
小学生にしては渋い店だけど、
当時の浦安駅周辺にはファストフードもファミレスも皆無(笑)
この店へ入るのは、たぶんそれ以来だと思うから、40年ぶりくらいでしょうか？？

記憶の中の店内と同じ。
もちろん麻婆豆腐定食をオーダー。

40年ぶりの麻婆豆腐、正直言って味の事はよく覚えていない。
「麻婆豆腐を食べた」という記憶だけが、やけに鮮明な記憶として残っている。
こんな味だったのだろうか？
割と万人受けする食べやすいタイプの麻婆豆腐。
40年前の浦安駅前、何も無い広大な埋め立て地、小学校、ピアノのレッスン、友人達、
遠い昔のいろいろな事を思い出したながら食べた麻婆豆腐は、古き良き昭和の味だった。