中華料理と言えば四川系が好きなので、中華街に来てもついついそういう店にばかり足が向いてしまうのですが、
たまには基本に戻って、炒飯であります。
但し、個人的には炒飯と言えば日本式な街の中華屋さん系な炒飯が好きなので、
実は中華街で炒飯をメインに食べた事が無いかも。
長女と中華街をブラついてなんとなく直感で見つけた「三和桜」という店、店頭でメニューをさっと見た後に店内へ。
普通に五目炒飯的なものを食べようと思ってたんだけど、「排骨炒飯」の文字を見つけて一目惚れ的感覚でそれを注文。
排骨(パイコー)って、単に豚肉を揚げたものと誤解していましたが、いわゆるポークリブを揚げたものだったんですね。
まずは長女の頼んだエビチャーハン到着。
え?!こんなに少ないの?と思ったのは目の錯覚。
そして、エビ無いの?と思ったら、中からプリプリのエビが数尾。
皿が小さいだけで、チャーハンの量は意外とありそう。
炒飯の量と皿のサイズとレンゲのサイズがバラバラのような気がする。
エビも、外側に出ていれば豪華に見えるのにね(笑)
正に、食べれば分かるだろ!?味で勝負!という感じ。
続いて排骨炒飯到着。
玉子とネギだけのシンプルな炒飯の上に4等分された排骨が無造作に置いてある。
炒飯が絶品ですね。
高級中華な上品な炒飯と昔ながらの街の中華屋さんの庶民的炒飯、その両方の良いところを感じさせる理想の炒飯。
パラパラ過ぎず、しっとりし過ぎず、熟練の鍋振りが想像できる。
味付けは排骨ありきの味付けなんでしょうね。
主張し過ぎず、排骨を支える感じで、一緒に食べると丁度良い。
排骨の味付けは、日本の家庭では出せない独特の香りですね。
ボリュームもじゅうぶん。
こちらも、いかにも炒飯っぽい食器に盛り付ければ、もっと美味そうに見えるんだけど、やはり食べれば分かる!味で勝負。
中華街で「麻」も「辣」も無い料理は久しぶりでした。
刺激だけを求めていてはダメですね(笑)
御馳走さまでした。
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