「地産地消」、いやこの店は正に「千産千消」でした。
船橋駅近くの「本町 轟」という居酒屋へ長女と行ってきた。
千葉の地酒が勢揃いの店で、酒はもちろん鶏肉も魚も貝もほとんどが千葉千葉千葉。
まずはこいつが無ければ始まらない、ビールでスタート。
赤星とエビスがあったけど、サッポロ千葉工場(船橋)産?!
エビスを1杯だけ飲んで、普段ならしばらくビールなんですが、すぐに日本酒にシフト。
酒は県内の地酒の中からトータル7種を飲み比べ。
寿萬亀 / 亀田酒造(鴨川)
鳴海 / 東灘醸造(勝浦)
白玉香 / 木戸泉酒造(大原)
東魁 / 小泉酒造(富津)
竹岡 / 和蔵酒造(富津)
福祝 / 藤平酒造(久留里)
岩の井 / 岩瀬酒造(御宿)
後述しますが、蔵の名前を聞けば、どこにあってどんな蔵なのかがすぐに頭に浮かびます。
しかし味に関しては違いは分かれど、なんと表現していいのか分からんです(笑)
焼き鳥は、水郷赤鶏を部位はおまかせで。
貝は船橋のホンビノス貝の酒蒸し。アサリやハマグリに比べて、旨味という部分ではどうしても勝ち目が無いので、自宅で食べる時はオーブンで焼いて醤油を垂らす、いわゆる焼きホンビノスなんですが、シンプルに酒蒸しも意外と美味いですね。
刺身は、富津のタコとクロダイ、スズキは船橋?
ヘダイはどこ産だったかな? 釣ったことはあるけど、食べたのは初めてでした。
ヤシオマスとやらは栃木県の名産魚で、品種改良された絶品ニジマス。どれもハズレ無し!!
馬タンスモークは、県内産ではないだろうけど、馬タン初体験で美味しゅうございました。
今から9年前、長女が中学生の時に、夏休みの自由研究で千葉県内の酒蔵について調べ、実際に全ての蔵を車で巡った。
メニューに載っている蔵の名前や写真を見ると、ついこの間の事のように思い出される。留守だったところ、アポ無し見学させてくれたところ、お土産までいただいたところ、ここに行った後に何を食べたとか。その娘が社会人になり、当時訪れた蔵の酒を一緒に飲むとは想像も出来なかった(笑)
そして、自由研究で唯一出来なかった「蔵の酒を呑む」事がようやく叶ったようです。
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