南房総の帰路は、保田漁港の「ばんや」へ。
新しく増築された側が昨年の台風で大きな被害を受けたのはテレビを通じて知っていましたが、まだまだ復旧中だったんですね。
この街周辺も未だにブルーシートで覆われた建物も多く、被害の甚大さを再認識しました。
という事で、ばんやのキャパシティは、平常時の半分くらいなんでしょうか?
そして最近もまたテレビで取り上げられたらしく、その激混みぶり激待ちぶりは想像以上。
とりあえず名前を書いて待つものの、あまりの混雑に10分程で諦めた(笑)
そのまま北上して、目指すは金谷港の回転寿司「船主」。
しかし、到着して愕然。
こちらも台風の被害で復旧工事中でした…。
第三希望ではありますが、近くの「漁師料理かなや 」へ。
こちらは初入店。大駐車場完備の有名店です。
海鮮丼的なやつに目を奪われるも、やはりここは地の物を味わいたいですね。
鯵と穴子は外せないので、どちらも単品で。
ありきたりの感想ですが、穴子のフワっと感は絶品。
鯵は、臭み無しは当たり前として、身の弾力と食感が抜群。
もちろん小骨の処理も完璧。
鰺を毎日食べているわけではないし調理後なので、この鰺がいわゆる「黄金鰺」なのかどうかは分かりかねますが、普段たまに食べる鰺の刺身とは比べ物にならないほどの歯応えと美味さでした。
鯵も穴子も旬の時期は外してますが、さすが名産地の逸品。
そして味噌汁ですが、具の無い味噌汁と共に出される小鉢入りのカジメを入れて飲むというスタイル。
富津名産のカジメ。
もちろん知っていますが、ネバネバ嫌いの自分にとっては、自ら買ったり食べたりする事はあり得ない(笑)
しかし出されたら手を付けないわけにはいかないでしょう…。
店員さんの説明通りに、小鉢から味噌汁へ。
そのネバネバ度は想像以上。
糸をひくというより、スライム並み(笑)
これには驚いた。
恐る恐る飲んでみると、それほど強い磯香はせずクセも無いので味的にはオーケー。
しかし、飲めば飲むほど粘りを感じ、やっぱりネバネバメニューは無理なのでした。
ごめんなさい。
カジメ初体験でしたが、食わず嫌いではありませんでした(笑)
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