古き良き船橋が残る、京成船橋駅近くの仲通り商店街。
美味しいインド料理屋があるので、そこでランチにしようと向かうと、隣の名酒場「一平」がランチ営業してるじゃないですか!
昼から呑めるよ!のランチ営業じゃなくて、定食提供というある意味本当のランチ(笑)
これはビックリだけど、店としては今の状況での苦肉の策でしょう。
コロナ禍以前は、15時頃からの営業で、明るい時間から既に満席上等!
コの字カウンターで、名物の煮込みやマグロの脳天刺身をつまみながらホッピーをグビっとやる、椅子と壁の間が狭いのでトイレに行くのがちょっと難ありだけど素晴らしい店。
船橋、いや決して大袈裟ではなく千葉県ナンバーワンとも言える名酒場です。
何度も訪れた事のある店だけど、コロナ禍以降は来ていないので、一年以上のご無沙汰。
一平のランチなら期待出来るじゃないですか!!
この時点で、隣のインド料理屋は頭の中から消えていた(笑)
ごめんなさい、次回来ます。
という事で、真昼間に一平の暖簾をくぐる。
何となく罪悪感を感じるのは何故だろう(笑)
ランチタイムちょっと前とは言え、こんなにお客さんの居ない一平のカウンターは初めて見た。
外の看板にあった「フライランチ」をオーダーすると、フライは通常メニューのつまみ類から選べるらしい。
しかも、1皿2枚仕様のフライならハーフ&ハーフも出来るとの事。
これはやはり、今までホッピーのお供にオーダーした事のある物にしようと思い、アジフライとハムカツで即決!
すぐに冷たいお茶が出てきた。
まさか、一平でお茶を飲むとは…。
数分で、まずは小鉢と刺身が登場。
続いて、メインのフライとご飯に味噌汁の到着で「フライランチ」勢揃い。
ほうれん草のゴマ和え、漬物(すみません、事前に不要を伝えればよかった…)、刺身、フライ2種、ご飯(おかわりフリー)、味噌汁、このラインナップで税込み770円は良心的。
まずはほうれん草のゴマ和え。
これは通常メニューにあった気がするけど、食べた事が無かった。
家庭的なお味で、良くも悪くも普通です。
いや、決して悪くはありませんが(笑)
刺身は、スマガツオ・タコ・マグロ(中トロ、カマ)との事です。
スマガツオは何度か食べた事があるけど、カツオより脂っぽいにも関わらずクセが無くて好きです。
タコは普通かな。
マグロはさすが一平!
安定のマグロ刺です。
そう言えば、こういう小さな盛合せ的な刺身って、通常メニューにあったかな??
こういうのが酒のお供に嬉しいなぁ…。
そしてメインのフライ。
アジフライは、尾付近の骨がちょっと気になるけど、一平ではそんな事を気にしてはいけません(笑)
素材のアジがどうこう語るつもりはありませんが、フライそのものの香りが、肉屋のやつで最高!
酒呑んでる時はそれほど感じませんでしたが、かなり肉屋っぽいです。
ハムカツは、ちょっと厚めの柔らかいタイプのハムを揚げたもの。
こちらももちろん肉屋のあの香りのフライ。
まさか、一平のアジフライやハムカツをおかずにご飯を食べる事になるとは…、誰が想像出来たでしょうか。
ホッピーのお供だったアジフライやハムカツ、ご飯と味噌汁にもバッチリですね。
思わずご飯を2杯も食べてしまって、満腹のご馳走さまでした!
カウンターでお会計をしてお釣りを受け取ると「サワー類1杯無料券」をいただいた。
有効期限を見ると「酒類提供再開後から3ヶ月」となっている。
その時が来たら、ぜひ使わせてもらいますよ。
ガンバレ一平!!
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