浜松で一泊した後、以前から行ってみたいと思っていた渥美半島の先端、伊良湖岬まで。
無料駐車場から最先端の伊良湖岬灯台までは徒歩。
海を隔てたすぐ向こう側は、伊勢神宮や伊勢志摩国立公園ですが、対岸がこんなに近くに見えるとは思わなかった。
大型貨物船は名古屋港へ向かっているのでしょうか?
漁船らしき船も多数です。
昼飯は予定通り、手前の駐車場前にあるこちらの店へ。
観光客向けの飲食店が数軒並んでいるのですが、大あさりが名産とあってどこも大あさり推しですね。
いざメニューを見るといろいろ迷いますが、やはり定番の大あさり料理を。
フライと焼き貝がセットになった「大あさりフライ定食」をオーダー。
まずは焼き大あさり以外が全てトレイに乗って登場。
「焼き」は調理場ではなく店頭で焼いているようです。
2~3分遅れで焼き貝も登場。
ご飯・アサリとアオサの味噌汁・大あさりフライ・焼き大あさり・胡麻じゃこ・漬物・サラダ・フルーツというラインナップ。
まずは味噌汁からですが、こちらは普通のアサリ。
アオサも入って良い香りなんですが、好みとしてはアサリだけの方が好きかな…。
小鉢には胡麻じゃこ。
しらす干しを醤油系の味付けで炒ってある感じで、初めて食べました。
これは酒のつまみに合いそうだ。
そして大あさりはフライから。
あさりフライと言えば、串揚げや数粒まとめてフライにしたものを食べた事がありますが、さすが「大あさり」でして、もちろん1粒ずつのフライ。
1つ目はソースていただきましたが、ソースの味しかしなくなるんだよなぁ…。
これはやっぱり醤油でしょ。
醤油を軽く垂らしてガブっといけば、程良い歯応えと貝の香りがたまりませんね。
印象としては、大あさりは味も大味という感じですが、それはあくまで普通のあさりと比べての事。
美味いです。
そして、焼き大あさり。
食べやすいように、貝柱を外す等の下処理した状態で焼いてあります。
こちらも美味しいですが、意外な事にフライの方が大あさりのポテンシャルを引き出している様な気がした。
定食全体のボリュームもあって、デザートのフルーツもいただいて満腹のご馳走さまでした。
普段、果物を口にする事が滅多にないのですが、定食のメイン皿に盛られていた柑橘系の果物とデザート皿のイチゴとみかん。
そして、会計後にサービスで頂いたスティック状のパイナップルというまさかの果物攻め。
こんなに果物を口にしたのは、決して大袈裟では無く、大人になって初めて(笑)
何故かキャベツもいただきましたが、これはもちろん持ち帰り。
春キャベツの時期で、古いキャベツの処分かな?
それでも、じゅうぶん有難いです。
我が家、キャベツの消費量多いもので…。
さて「大あさり」なんて言うと、良型の大きなアサリと思われる方も多いかもしれませんが、アサリとは別の「ウチムラサキ」という貝です。
殻の内側が紫色なのですが、それ以外は外来種のホンビノス貝にそっくり。
味も、淡白なところがホンビノス貝に似てますが、ウチムラサキは外来種ではありません。
「大あさり」と言った方が美味そうに聞こえるのは確かです(笑)
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