きのこらぁ麺スペシャル@イタリアンダイニングバー ミラコロ(千葉県浦安市)

昭和54年まで浦安市内には中学校が2校しか無かった。
そのうちの1校に通っていたのですが、中学3年になると同時に新設校が出来て、学区の都合上そちらへ移る事になった。
しかし、二学期だったかな?? 校舎の完成が間に合わず、それまで通っていた中学校の敷地内にプレハブ校舎を建てて新設校としてスタートした。
という事は、中学時代のほとんどを過ごした事になるのが、堀江中学校。
交番も無かったし、住所も富士見ではなく堀江だった。
通学に徒歩30分くらいかかっただろうか?
そんな距離だったので、バス通学が許されていた。
でも、バス停からもそこそこ距離があるので、利用する生徒は少なかったと思うけどね。
そんな堀江中学校のお隣にある「ミラコロ」。
もちろん、当時からあるわけではない(笑)

10年以上前に市内の別の場所でオープンして、数年前にこちらに移転した店です。
ただのシャレたダイニングバーならそれほど興味が無いのですが、こちらのランチタイムにラーメンメニューがあるのが驚き。
それも、かなり本気のラーメン。
移転間もない頃に食べに行ってかなり美味かったのですが、それからしばらくしてラーメンメニューが無くなった事を噂で知った。
それ以来、行く事も無かったのですが、いつの間にかラーメンメニュー再開との事を最近知った。
これは行くしかあるまい!
という事で休日のランチタイムに行ってみた。
赤をアクセントにした白基調の店内は、とてもラーメンを出す店とは思えないです。
早速メニュー拝見でビックリ。

かなり充実したラーメンメニューで、普通にラーメン店としても全く遜色無し。
以前は、クリーム系と醤油系のみだった記憶があるけど、現在はイタリアンならではのクリーム系を筆頭に、鶏清湯、味噌、さらには家系と二郎系まであって、これは全種食べてみたい気分。
以前の記憶では普通の醤油ラーメンが本気過ぎて美味かった記憶があるのですが、やはりまずはイチオシであろう「イタリアンらぁ麺」から、きのこらぁ麺スペシャルをオーダー。
「スペシャル」はいわゆる「特製」の様です。
ちなみに、ラーメン以外のランチメニューもかなりお得で美味そう。
15分程待って到着。

美しい!!
箸をつけるのが勿体ない(笑)
スープは、ものすごく簡単に言えばカルボナーラ風。
だけど、そんなに単純な表現では表せない複雑な感じで、それでいて「ラーメン」を感じる出汁。
これは美味いね。
以前、冷やしバージョンを食べた時はパスタ料理の延長戦みたいなイメージだったけど、こちらはしっかり本気のラーメンに感じる。
低温調理のチャーシューは、余計な味が付いてなくて、スープと共に食べると丁度良い。
全体にかかっているオイルは何だろう??
単なるオリーブオイルなのか、何かの香味油なのか、そこはよくわからなかった。
味玉は奥久慈玉子との事で、半熟具合も完璧。
緑の葉は、ルッコラかな??
エノキを揚げたものと共に良いアクセントです。
そして何やらペースト状の物が添えられてますが、おそらくマッシュルームペーストかな??
これを溶かしていくと、いかにもパスタ料理の香りになって特徴が出てくる。
しかし、決してラーメン感が失われないのがすごい。

麺は全粒粉の様で、香りも食感も抜群です。
パスタ料理の麺を中華麺に変えただけのなんちゃってイタリアンラーメンとは一線を画す、本気のラーメンを感じる。
麺を食べた後に、ご飯を入れるのを勧められたけど、大盛りにしてしまったので断念(笑)
スープも全部飲んでご馳走さまでした。


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