古民家宿泊からの帰路、内房経由で富津市は竹岡地区でランチ。
竹岡式ラーメンで有名な場所ですね。
こちらの店もツーリング絡みで見つけたのですが、ツーリング中ではなくルート検討中にたまたま見つけた沖縄そばの店「ちバルすーば」です。
「すーば」とは沖縄の方言で「そば」との事。
ツーリングランチで候補には上がってましたが、その前に車で来てしまいました(笑)
海岸沿いを走るR127、先の竹岡式ラーメンの2トップとも言える「鈴屋」と「梅乃家」のちょうど真ん中辺りですが、R127沿いではなく山側の別荘が建ち並ぶかなり高い場所にあります。
R127は車でもバイクでも何度も通ってますが、この別荘エリアは全く知りませんでした。
R127から入る道は、特に信号も標識も無いのでナビに従って慎重に行かないと通り過ぎてしまいそうです。
道を曲がるとやや勾配がキツいなぁと思っていると、進めば進むほど急こう配になる感じ。
バイクだと、途中で立ち止まったら立ちごけリスク高しと言った感じ。
途中で何か所か道路が分岐していますが、間違えないようにナビに従ってクネクネと、想像よりも意外と遠い。
もうすぐ店かな?と思った頃に、目の前に「沖縄そば」の幟があり、ちょうどそこが駐車場でした。
ちょっと駐車し難いですが、最初の1台だったのでラッキーでした。
店まで徒歩1分、周囲の別荘にうまく溶け込んだオシャレ感がいいですね。


ちょうど2階のテラスに店の方がいらしたので、予約済の旨を伝えると雑貨店の2階にある店内へ案内されました。
入口手前には眺めの良いテラス席。
真夏はちょっとキツそうですが、涼しい季節に来てみたいです。
店内へ入ると、板張りの床が広がる、オシャレなお宅の広いリビングといった感じです。
板張りの床に座布団とテーブル、イイ感じでくつろげます。
早速メニューを拝見。


「ちバルすーば」というくらいですから、沖縄そばがメインです。
その他、手書きメニューでジューシーがありました。
沖縄そばは、トッピング違いが何種かあって、冷しバージョンや青唐辛子の辛いスープもあって、特に辛いやつはかなり迷いましたが、やはりオーソドックスなものを味わいたい。
ちょっと残念だったのが、沖縄そばのド定番トッピングの軟骨ソーキが無かった…。
あくまで、千葉県の沖縄そばというコンセプトみたいですが、この辺りはそこに由来するのかな?
肉類のトッピングは、三枚肉とローストポーク。
どちらも良さそうで迷っていると「スペシャルすば」なるラーメン屋さんで言うところの「特製」みたいなメニューがあった!
オーダーは妻とオレは「スペシャルすば」、娘たちは「ちバルすば」と、それの冷しをそれぞれ。
その他、ジューシー2杯をシェアする事にしてオーダー。
10分程で登場です。








- スープ
想像していたよりも割とアッサリしていて、優しい味わいです。 - 麺
程良い硬さで食感もイイ感じ。 - トッピング
三枚肉:今まで三枚肉で沖縄そばを食べた事が無かったのですが、これもいいですね。箸で切れるホロホロ具合でした。
ローストポーク:上品なスープならではでしょうか、想像以上によく合いますね。
アオサ:以前は生海苔だったらしいのですが、あまり採れないらしくアオサに変更。アオサもいいね。
生きくらげ:初めて食べたけど、良い食感ですね。
ちくわ:銚子産との事ですが、沖縄そばに入ってる棒状のかまぼこの特徴に似た食感?という印象です。
その他:青ネギ、別添えでショウガの千切り。一般的には紅生姜だと思いますが、ショウガの方が好みだった。卓上にあったコーレーグースーは、知っているコーレーグースに比べてちょっと酸味が強い気がした。 - ジューシー
「すば」のスープ同様、決して薄いわけではなく、とても上品な出汁感です。
千葉県産の食材にこだわった、千葉の沖縄そば、それがよく分かる気がした。
沖縄そばはもっと野性的なイメージがあったのですが、かなり繊細な感じがしました。
これが千葉県流なのか分かりませんが、千葉の沖縄そば、しみじみ美味い感じでご馳走さまでした。
店への道のりは急こう配、店の前も割と坂道、バイクにはちょっと厳しそうなロケーションなので、車で行って正解でした。
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