近頃話題の30分チキン。フライパンに鶏ムネ肉を置いて弱火で30分放置というレシピ。
半信半疑だけど、むね肉好きとしては気になるレシピなので早速やってみた。
レシピの材料は鶏ムネ肉1枚。
2枚分を調理したいけど、この調理法だとフライパンの温度の微妙な違いも出来上がりに影響しそう…。
もし火の通りが悪けりゃ再加熱すればいいんじゃね?!というラフな気持ちでスタートした(笑)
ここで最初の疑問。
小さめのフライパンでやるか、大き目のフライパンでやるか…。
要は、フライパン剥きだしのスペースが少ない場合と多い場合の温度差。
考えても仕方ないので、大き目のフライパンでやる事に。
油をひかずにフライパンにムネ肉を皮目を下にして置く。
下味として、市販のハーブソルトをさっとかけて、いよいよ加熱開始。
ポイントは、「弱火」「肉を動かさない」「フタをしない」それだけ。
説明通りに、5分程でジリジリという音がしてきた。
肉を動かしたい気持ちを抑え込んでそのまま待つ!
15分経過する頃には、かなり香ばしい匂いがしてきて、思わず焼き目を見てみたくなる衝動を抑えてそのまま待つ!
25分経過する頃、脂がかなり染み出してくるので、その脂に香り付けでニンニクとローズマリーを少々。
30分経過、レシピの説明通り表面は生のままだけど横からみると半分くらいまでは火が通っているのを確認できた。
ここでようやく焼き目とご対面。
恐る恐るひっくり返しみると見事な焼き目に感動。
しかし、ここで感動の余韻に浸っている時間は無し。
ひっくり返して3秒で火を止めるとの事。
しかし2枚あるので3秒は難しいなぁ…という事で1枚目は5~6秒経過したでしょうか。
そのまま火を止めて10分放置。
30分チキンじゃないじゃん、40分じゃん?!と思いつつ10分経過。
お~、なるほどイイ感じ♪ですが、フライパンに一度も接していない横の部分のピンク色がちょっと気になる。
大丈夫かとは思うけど、素人調理の半生チキンはかなりのハイリスクですから、トングで掴みながら側面をフライパンで軽く再加熱。
これで大丈夫だろうと、焼き上がったチキンをまな板の上でカット。
皮目は想像以上にカリカリですね。皮だけ喰いたい気分(笑)
実は、このムネ肉はボイルしてよだれ鶏の予定だったので、付け合せはそのまま茹でモヤシ。
カットしたムネ肉を盛り付けて完成♪
なかなかのしっとり具合だけど、一部パサってる部分が…。
恐らく、最後に再加熱したのが原因かと思われるけど、ほんの一部なので気にはならない。
まずはそのまま食べてみると、予想を超えたジューシー具合。
メインは焼肉用の塩ダレで。
美味いけど、タレ無しの方が本領発揮って感じかな?
但し、塩味がちょっと足りない。
思い切り下味付けるつもりでハーブソルトを多めにふりかけた方が良かったかな??
いずれにしろ大成功♪
安い美味いの鶏ムネ肉ですが、パサってしまうのが難点。
これを如何にパサらせず美味しく調理出来るか、いろいろやってきた。
から揚げ、鶏チリ、鶏ハム、茹で鶏…。
中でも、鶏ハムや茹で鶏は我が家の定番になってましたが、30分チキンは初登場にして鶏ムネ料理ナンバーワンになったかも?!
鶏ハムはダントツで美味いけど、下処理から加熱までそれぞれ放置ではあるがその時間がかなり長い。
美味しく作るには2日がかり。
茹で鶏は、水から茹でて沸騰したら放置。
その後冷蔵庫で冷やしてから使うので、こちらも微妙に時間が掛かる。
30分チキンは、トータル50分程かかったけど、最初の25分は完全放置なので、かなり楽でした。
何度か調理して、肉の大きさや暑さの違いによる調理時間の調整も感覚で対応出来るようになりたい。
早い安い美味いの30分チキンでした。
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