ルーローハン + 水餃子@福楼 (横浜中華街)

連休中、1日だけ家族全員の予定が合ったので、こんな状況で何ですが、久しぶりの横浜中華街ランチです。
オリンピックの影響で首都高は+1000円、それはバカバカしいのでR357~東京ゲートブリッジ~環7~R15で横浜へ。
首都高を避けた車で渋滞すると思いきや、渋滞ほとんど無しで、予定よりだいぶ早く到着。
そこそこの人出ですが、以前の休日の様な混みっぷりとは程遠いですね。

豚まんとか、小籠包、食べ放題等の有名店は行列です。
今回目的の店は、台湾料理の「福桜」。
以前、通り掛かって偶然見つけた店で、機会があれば是非!と思っていた店です。
横浜中華街の道って、メインの広めの道路がいくつかあって、それらを繋ぐ少し狭い道路があって、それらを繋ぐ路地という構成になっていると思うのですが、福桜はそんな一番細い路地「台南小路」沿いの店。

オープン直後の入店で、一番乗りでした。
ちょっと薄暗い店内で、ある意味異国感たっぷり(笑)
メニューブックと壁貼り含めてたくさんのメニューに迷いますが、メインは全員一致でルーローハン一択。
そして点心系を4人で2皿程度シェアという事で悩むが、無難に水餃子を二皿。
まずはルーローハンが到着。
見た目はルーローハンの王道、ルーローハンと言えばこういうイメージ。
プラ製の丼がちょっとチープな感じですが、そこがまたいいね。
込まれた豚バラ角切り、高菜漬け、煮玉子。
実は、高菜があまり好きではない。
ルーローハンを食べる時にはいつも、高菜エリアを最初にやっつけるのですが、ふと思いついた。
これは肉と混ぜると意外と美味いのではないか?!
大正解!!
これは美味い、高菜さん今までごめんなさい!って感じです。
濃いめの味付けの豚肉に高菜、そして独特の香辛料が効いて、これぞルーローハンの醍醐味。
玉子はもちろん真っ黒に煮込まれて固いやつ。
ニッポンのラーメン専門店の繊細な「味玉」とはわけが違う。
ガッツリと真っ黒に煮込まれた、正に「煮玉子」。
やっぱり、ルーローハンにはこれが必須。

途中で出てきた水餃子は、最初からタレがかかっているタイプ。
ラー油を追加したいのを我慢して、お店の味をダイレクトに。

いかにも手作りなムチっとして皮は、水餃子の命。
良い食感です。
餡は特に変わった感じも無い、良い意味でストレートで普通の感じ。
普通は1皿6個だけど、1個オマケだとの事。
本当のサービスか、間違えて茹でちゃったのかは不明(笑)
まぁ、どちらでも良い、ありがたくいただいた。
ルーローハンのご飯の量が意外にも多く、後半はかなり満腹状態でしたが、良い感じで濃いめの味付けなので飽きずに完食。
水餃子もルーローハンも王道的スタイルで美味しゅうございました。
ご馳走さまでした!!
食事を終えて、入口近くのレジで会計です。
すぐ横に、リアルなフクロウの置物があった。
「福桜」だからフクロウね、なんて思っいながら財布を取りだしていると何やら視線が…。
え?!?!?! フクロウ、本物じゃん。
料理の美味さのぶっ飛ぶ驚きでした。

現地感たっぷりの美味しい料理に良心的価格は、正に路地裏の名店。
横浜中華街、まだまだ知らない良い店がありそうです。


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