西川口駅周辺の中華街っぷりがすごいという事を聞いて以来ずっと気になっていたのですが、この辺りはなかなか行く機会が無いのです。
先日、さいたま市方面に用事があったので、この機を逃すまいと、西川口経由で。
駅近くの駐車場に車を入れて、まずは周辺散策。
狭いエリアに、中国語の看板の店が建ち並ぶというより、点在してる感じですね。
規模的には横浜中華街には到底及ばないのですが、観光客とは無縁どころか、日本人を寄せ付けないディープな雰囲気の店ばかり。
観光化された横浜中華街とは違う、リアルなチャイナタウン。
いくつか候補の店は考えていたけど、店頭メニューを見ながら決めるのも悪くないね、なんて思ったけど、中国語表記の店ばかりで苦戦(笑)
店頭メニューも分かり易くて豊富なのでハードルが少し低そうなこちら店「鴻運楼」に決めた。
店内は中国ポップスが流れ、ファミレスの様なテーブル席ですが、照明はちょっと控えめ?
メニューは大きく分けて2種。
一つはグランドメニューらしきもので、知らない料理の数々。
トライしてみたいものがたくさんあるけど…。
もう一つはランチメニュー的なもので、各種定食類や麺類のセットで、割と我々にも馴染みのある料理。
日本人向けを意識しているのか分からないけど、こちらからのチョイスが無難なようです。
各種四川風煮込みの定食か牛肉面か迷って、牛肉面に。
スープは麻辣か紅焼を選べるとの事で、もちろん麻辣。
+200円で半炒飯?!
では、半炒飯も。
という事で、あれこれ珍しいメニューを見ながら待つこと10分くらい。
真っ赤なスープはかなり辛そうで、慎重にすすってみると意外とマイルド。
麻辣担々麺的なスープです。
麺は、ちょっと太めで馴染みのある普通の中華麺といったところ。
青菜のシャキシャキ感はバッチリ。
そしてメインの具である牛肉。
量はそこそこ。
しっかり煮込まれていて味も食感も抜群。
麻辣スープとの相性もピッタリで、正に求めていた味です。
さて、半炒飯。
こちらはミックスベジタブルの様な具が目を惹きます…。
ん~~、やはり、予想通りで、ちょっと残念かな…。
決してパラパラチャーハン至上主義ではないのですが、ちょっとしっとりし過ぎです。
味付けはいいのですが、オマケの炒飯と割り切るしかあるまい。
メインの牛肉面は大満足で、スープもほとんど飲み干してご馳走さまでした!
西川口中華、まだまだほんの入り口だけの体験だと思うけど、かなり奥の深さを感じる。
横浜中華街へ行くより距離的には少しだけ短いのですが、車でも電車でもちょっと行き辛いかな?
「ガチ中華」なるものが流行り始めているらしいですが、流行ると「ガチ」ではなくなるような気がする…。
そんな事にならないうちに、また機会があれば行ってみよう。
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