一昨年、松山市を訪れた時に、オープンしたばかりの鯛ラーメンの店を見つけた。
すぐに錦糸町の麺魚の支店だと気付き、いくら真鯛王国愛媛でも、東京の店の支店に入ることもなかろうとスルーした。
こちらは「麺魚 松山本店」(写真はgoogle ストリートビューより)、錦糸町の店は「麺魚 本店」、本来の本店は錦糸町のはずですが、名前がややこしい(笑)
以来、食べる機会をずっと伺っていた錦糸町の有名店「真鯛らーめん麺魚」ですが、本店で食べる前に船橋にオープンでした。
ネクスト船橋という京成船橋駅直下のショッピングモール内です。
JRで言うとこころアトレみたいな。
オープンから一か月近く経つのでそれほど混んでないだろうと行ってみたところ、やはりそんな心配は無用で待たずに入店出来そう。
まずは入口すぐ横の店外に面した券売機で食券を購入です。
写真ではいらっしゃいませんが、券売機のすぐ横に店員さんがお出迎えしてるんです。
入り難いですよね。
ちょっと興味があるので券売機のメニューを覗いてみよう、なんていうお客さんを逃してしまうのでは??
自分自身、この店に決め打ちで来たけど、券売機を前にしてすぐ横に店員さんが居ると迷ってられないような気がしてちょっと買い難かった(笑)
そんな事もあって、じっくりメニューを検討したかったけど、無難に「真鯛らーめん」のボタンをポチっと。
カウンター席へ案内されて着席。
ショッピングモールの飲食店にありがちな、通路と店内の壁が無いタイプの造りですが、これ落ち着かないですね…。
水はセルフで、目の前にあるポットからコップへ。
一口飲んで、レモンの香りにビックリ。
別に珍しい物じゃないけど、真水だと思って飲むとビックリするものです(笑)
5分くらいでしょうか?
かなり早く「真鯛らーめん」の到着です。
透き通ったスープ、低温調理らしきチャーシュー、鯛のほぐし身、青菜、全粒粉のストレート麺、どれもが美味そう。
スープは、これぞ鯛出汁という感じで、魚の香りが全て支配している。
良い意味で、魚の嫌いの方は絶対に無理な味。
青菜は地元の船橋市産との事ですが、小松菜かな?
何故に「小松菜」と表記せずに「青菜」なのかは疑問…。
そんな「青菜」のシャキシャキ感は抜群。
麺はパツっと噛み切る食感のストレート麺で、見るからに全粒粉です。
チャーシューは極薄ですが、むしろこの薄さが良い感じです。
チャーシューの下には、鯛のほぐし身。
香ばしい香りが、上品な鯛出汁と良く合います。
食べている途中で、これに気付いた。
絶対に柚子胡椒だろ?!という事で、柚子胡椒をリクエスト。
早速、少しづつ溶かしながら食べてみると、予想通りの美味さです。
最初から入れるべきだったなぁと思いながら食べていたのですが、一つ気付いた。
柚子胡椒を入れると、鯛出汁の旨みが消されてしまう気がする…。
これはどうしたものか…といる考えているうちに、気付けばスープを飲み干してのご馳走さまでした。
美味い、たしかに美味いけど、船橋で930円という価格は微妙だ。
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