もう何年も前から食べてみたかった「しゃも弁当」を食べに、茨城県久慈郡の大子町まで。
袋田の滝とか竜神大吊橋が有名なエリアです。
JR水郡線 常陸大子駅のすぐ近くにある玉屋旅館で作られている弁当で、宿泊しなくてもランチは??テイクアウトの弁当と同じ内容で重箱に入った「しゃも弁当」を部屋で食べる事が出来ます。
浦安から外環道~常磐道那珂IC、水郡線に沿って走るR118で常陸大子駅へ。
160kmくらい、渋滞無しでも3時間近くかかりますね。
専用駐車場があるという事を聞いていましたが、すぐに見つけて駐車出来ました。
パッとみ見た感じ、弁当を売っている事も食事が出来る事も、事前に知らなければ普通の古い旅館。
事前に電話予約していたので入口でその旨を伝えると、2階の部屋へ案内されました。
10畳程の和室にテーブルとテレビ。
良く言えば古き良き昭和の旅館(笑)
本当に駅のほぼ真ん前と言う立地で、窓の外にはすぐに駅前ロータリーと駅舎が見えます。
テレビを見ようとしたところ、テレビの下に古い漫画誌があったので見てみると、2014年のものでした(笑)
部屋での食事は「しゃも弁当」以外にも「しゃも親子丼」や「しゃも鍋」もあるようですが、予約時に「しゃも弁当」と伝えてあったのですぐに準備をしてくれて、10分程で部屋に持ってきてくれました。
お盆の上には重箱に入った「しゃも弁当」、味噌汁、漬物の3点セット。
テイクアウトの「しゃも弁当」は1,200円らしいですが、こちらは1,300円。
味噌汁と漬物が付いて和室でゆったり食べられる事を考えれば、100円アップは安いですね。
- しゃも
いわゆる照焼きっぽい甘辛ダレで焼いてあり、香ばしく濃いめの味付けはご飯にピッタリ。
たぶん「軍鶏(しゃも)」を食べるのは初めてですが、かなりしまった、悪く言えば固い、そういうイメージだったのですが、ギュっとした程よい歯応えで旨味が凝縮されたような感じがイイじゃないですか。 - ゴボウ
しゃもの下にはゴボウが敷いてあり、これがまた良い味付け。
鶏肉とゴボウって、何故にこんなに良く合うのでしょうか。 - いり玉子
こちらはしゃもの卵ではないと思いますが、彩も含めて主役を引き立てている感じですね。 - ご飯
やや固めの炊き具合が好みド真ん中。
タレも染みて、ボリュームも以外とありました。
大子町はコシヒカリが有名ですが、この米が何かは分かりません。
しかし「しゃも弁当」にはピッタリの美味しいご飯だったという事は間違い無し。 - 味噌汁
豆腐とワカメのごく普通の味噌汁ですが、味噌よりも出汁感が強くて美味しゅうございました。 - 漬物
漬物は苦手だし詳しくないのですが、キュウリの浅漬けですかね?
残しては申し訳ないので、もちろん食べましたよ(笑)
玉屋旅館の「しゃも弁当」を知ったのは、たぶん10数年前。
一時は忘れていましたが、たまには車でどこかへ行こうと地図を見ていて思い出した。
知った当時に比べたらその期待の熱度みたいなものはやや冷めていましたが、想像以上に美味い!!
はるばる食べに来て良かったと思いながらの、ご馳走さまでした。
食後は、この時期は鯉のぼりで有名な竜神大吊橋へ。
到着時は霧に包まれていましたが徐々に晴れてきて、タイミング良くバンジージャンプの模様も見る事が出来ました。
この辺り、バイクでのんびり走ってみたい道ばかりでしたが、自宅からの距離的にはちょっと辛そうだ…。
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