浦安駅近くにオープンしたラーメン店「幸来」へ。
意外と地元でラーメン食べる機会がない。
あまりそそられる店が無いというのもありますが(笑)
オープンから一週間程の週末、開店ちょい前に到着したけど、十数名待ち。
これは予想外?!
オープニングセールなんてとっくに終了していると思ったら、まだ継続中だった。
ギリギリ一巡目で入られるかな?と思ったけど、残念ながら目の前で一巡目終了…。
予想外の並びに耐えながら、ようやく40分後にカウンター席へ。
綺麗な店内は気持ちいいのですが、カウンターに対して椅子の高さが微妙に低い気が…。
まぁ、許容範囲内です。
水のグラスも涼しげでいいですね。
店内の匂いは、一般的なラーメン店のそれとは全く違い、完全に和食料理店の匂いです。
当店一押しメニュー的な「浦安そば」と、サイドメニューから「あじのなめろう丼」を注文。
10分ほどで到着。
並び始めてから50分でようやくラーメンとご対面という、我ながらよく待ったな…という感じ(笑)
和風出汁のラーメンという予備知識はあったのですが、想像以上の完全に和テイストな味と香り。
既にラーメンの域では無いほどの「和」っぷり。
この系統のラーメンに「麺」はあまり期待してなかったのですが、ストレートな中細麺はしっかりしていてかなり好感触。
トッピングは、ゆで卵・海苔・ネギ・三つ葉・ハマグリ・シイタケ・マダイ?の切り身。
マダイとおぼしき切り身はとても良い感じのしっとり具合で、鯛茶漬けを彷彿させる。
生のまま熱いスープにドボンという感じでも無いし、どんな処理を施して乗せたんだろう??
漬け??
イイ感じです。
そしてホンビノスかと思ったらまさかの本物ハマグリも、身のプリプリ感を損なわない火加減で美味い。
これだけいろんな具が乗ってるのに、トッピングの多いラーメンにありがちなゴチャゴチャした味にならないのが素晴らしい。
スープに脂感は全く無く、完全な和食の汁物。
食べ進めると同時にどんどん飲みたくなるんですが、なめろう丼の後半戦に使うので少しセーブ(笑)
そして「あじなめろう丼」、これは普通と言わざるを得ないのですが、普通というのは当たり前に美味しいなめろう。
このなめろう丼が最大限に美味くなるのは後半。
ラーメンのスープを入れ、いわゆる「孫茶」状態にするわけですが、これが素晴らしく上品で美味い。
とてもラーメンのスープをぶっかけた食べ物とは思えない(笑)
このスープがあってこそ、このなめろう丼のポテンシャルをフルに発揮出来るような気がする。
こんな素晴らしいスープと合わせるなら、なめろうの味噌はもっと控えめでもいいかもね。
ラーメン丼に残ったスープも飲み干してご馳走様でした!
「ラーメン」としては少し疑問が残るけど、「浦安そば」というメニューとしては、なめろう丼共々、ものすごく美味しゅうございました。
麺とスープだけでも勝負出来る程の美味さだったので、ハマグリとか鯛のトッピングに拘らなくとも、もう少し安価でシンプルなメニューがあった方が良いのでは?と素人ながらに思うのですが…。
「浦安そば」の廉価版みたいな、いや、それがレギュラーで「浦安そば」がスペシャルみたいな。
そんな事は百も承知で敢えてこのメニュー構成でしょうが、40年以上住む地元だからこそ、「浦安」を名乗るからこそ、いろいろと自分なりに思った事を偉そうに書いてみました。
何度もラーメン店が入れ替わっている場所ですが、今度はしっかりと根付いて欲しいですね。
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