夏になると毎年開催されるIKEAレストランのザリガニフェスティバル、行こうと思いつつ毎年逃してしまうのですが、今年はすっかり忘れていたにも関わらず、たまたま買い物があって来てみたら偶然ザリガニフェスだった。しかし、休日真昼間のIKEAレストランの大混雑に耐えられるわけもなく…。1階のフードマーケットで酒のつまみでも買って帰ろうかと思ったら…、なんとザリガニとご対面!売ってるじゃないですか。ディル入り塩水に浸かって冷凍されたボイル済ザリガニ、1kg入り2490円。ちょっと多いなぁ…、小分け出来そうもないし…と躊躇したけど、今しか買えないザリガニ、思い切って買ってしまいました。
という事で、自宅でザリパです。自然解凍して、一部はピラフの具材として、残りはそのまま。
まずは解凍したものをそのまま。頭の部分を捻ってワタごと切り離したら、尻尾の部分をギュッとつまんで押し出すと上手く身だけ外れるのですが、エビより難しい(笑)
とにかく殻が硬い。上手く外せたらラッキーって感じですかね。しかも、想像以上に可食部が少ない。しかし、想像以上に旨かった。エビでもない、カニでもない、独特の甲殻類感。僅かですが、ハサミの部分の肉は、割とカニ寄りの感じかも。ワタは抜群に濃厚で旨味たっぷり。全てが美味いんだけど、食べ難さが難点。これがザリガニ食が普及しない一因か?カニ以上に無口になる(笑)
ピラフですが、米を炒めてスープと具材を入れて炊き込むという王道レシピにて。スープは固形ブイヨンとザリガニを漬け込んであったディル入り塩水を少々。タマネギと自家製ハラペーニョ、冷蔵庫に余っていた鶏肉少々、そして炊き込む直前にザリガニをそのまま数尾入れた。
普通に美味しいピラフになったけど、想像していたよりザリガニテイストは出なかった。そのまま食べた時のワタの濃厚さを期待したんだけど、じゅうぶんに活かされて無かったかも。ザリガニの身は解凍しただけのものよりも身離れは良いので食べやすい。ザリガニをそのまま入れるよりも、食べた後の頭の部分を全て使ってスープをとって炊き込んだ方がザリガニ感が出たかな??
という事で、ザリガニの美味さを上手く引き出す事が出来なかったのでした…。
しかし、食べ難いな、ザリガニ。
むき身で売ってたら食べやすくていいかも…と思ったけど、それじゃあザリガニ感ゼロだし(笑)
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