富士宮焼きそば(風)

富士宮と言えば今や全国にその名を知らしめた焼きそばの街ですが、地元の方々はどれほど食べてるんですかね?
地元のスーパーに行くと、麺や肉かすが普通に売られているので、意外と食べられてるのかもしれないです。

そんなわたくしも、年に何度か訪れる度に材料を買って帰ります。
富士宮焼きそばの定義として、専用麺・肉かす・イワシ削り粉の三点が最低条件らしいですが、三点買って帰る事はあまりないです。
自宅では「なんちゃって」で十分ですから。
富士宮焼きそば学会の方々に怒られそうですが、肉かすさえ用意できれば、なんとなく富士宮っぽくなりますから(笑)
でも、あの独特な歯応えの麺が美味いんですよね。
先日富士宮市を訪れた際には、肉かすに加え、久しぶりに麺も買ってきた。
もちろん、富士宮焼きそば定番のマルモです。

翌日、早速5玉分を調理。
まずは下準備として野菜を切る事と、麺をレンジで軽く温めておく(←ほぐれやすくなるので)。
野菜はキャベツと、冷蔵庫に余っていたので仕方なくモヤシ。
モヤシは水っぽくなるから、入れたくないんですけどね…。
砕いた肉かすをフライパンで油と共によく熱してから野菜投入。
多少しんなりしてきたところ麺を投入。
普段ならここで炒め始めたいんですが、富士宮焼きそばの麺はこの状態だと切れやすいんですよね。
麺を入れたらすぐに蒸し焼き用の水か酒を入れて蒸す。
個人的には固めが好きなので、水分は最小限にしてますが…。
水分が無くなる頃にウスターソースを回し入れて強火で炒めて出来上がり♪
食べる際に、削り粉をかけるんですが、富士宮焼きそばで使う削り粉はイワシ。
我が家にあったのはカツオの削り粉。あくまで「風」なので、今回はごめんなさい。
ふと、家にあったカツオ削り粉の袋を見ると、「マルモ」と書いてある。
え?!?!と思ってよく見ると、富士宮市からは遠く離れた鹿児島県のメーカーで、
たまたま同じ名前みたいです。
何という偶然。

マルモ繋がりなので、カツオ削り粉で許してください(笑)
という事で、削り粉はイワシじゃないので、あくまで「富士宮焼きそば風」でございます。
それでも、久しぶりに麺まで買った富士宮焼きそば、やっぱりこの麺あっての富士宮焼きそばですね。

地元のスーパーに行けば大抵売っている思うので、富士宮焼きそばのお土産用セットみたいなものを買うより断然お得ですよ、奥さん。




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