ボンパミニ

二か月程前に洗濯機を買い替えたのですが、それ以来ちょっとした悩みが…。
全自動なので給水のスタート・ストップは電磁弁でコントロールされるわけですが、この電磁弁が閉まった時に給水管側からドンっ!!という衝撃音がする。
洗濯機に繋いでいる水栓は、使用時以外は閉めていますが(これ、開けっ放しの方も多いみたいですが、洗濯機側に何らかのトラブルがあった時に大変な事になりますよ)、たまたま開いていた時に使用していたキッチンの水栓を閉めると、これまたドンっ!!
いわゆるウォーターハンマー現象というやつで、水の流れを急に止めた時の圧力で音がするらしいですね。
水道メーター近くの止水栓を絞って水量を減らすとか、水栓を閉める時にゆっくり閉めるとか、対症療法的な方法を試してみたけど改善されず。
洗濯時だけなので我慢しようかとも思ったけど、マンション住まいだと上下左右のお宅へどれだけ響いているのかも気になる…。
あれこれ調べていると、水道用品メーカーのカクダイより「ボンパミニ」なる製品が出ている事を知った。
水栓一体型で、水栓部分で衝撃音の原因となる圧力を上手く吸収する仕組みみたいです。
但し、ウォーターハンマー現象の原因はいろいろな要因が絡み合って発生する事が多く、これを設置しただけで改善されるかどうかは分からないらしい。
通販サイトの口コミを見ても、ほとんど効果無しという例から完全に音がしなくなったという例まで、実に様々。


定価5,000円ほどですが、ネット通販での最安価格で3,000円程度。
3,000円くらいなら、ダメでも諦めつくかな??と思って注文。
この「ボンパミニ」という製品、設置場所によっていくつかのタイプがあるのですが、今回は通常の水栓の代わりに取り付ける「水栓上部型」というタイプ。
しかし、このタイプを注文する時に「洗濯機用」という別品番のものを見つけた。
正に洗濯機に使うのでこちらを買うべきと思いきや、先の製品よりお値段が概ね高いのです。


見た目はハンドル部分が素材むき出しではなく、普通の水栓の様に白い。
寸法等を比較するも、全く同じ。
ますます分からないのでメーカーに電話で問い合わせてみると、単なる見た目の違いだけだそうです(笑)
確かに「洗濯機用」は見た目がキッチンや浴室にあっても違和感無し。
しかし、普通の「バンパミニ」は素材剥きだしで仕様ステッカーがそのまま貼ってあり、「部品感」まる出し。
洗面台とかキッチンなら躊躇するけど、洗濯機の給水部分ですからね、迷わず普通の「ボンパミニ」を購入。
ポチって翌々日に到着したので、すぐに交換。


水栓交換は何度もやっているのでお手の物です(笑)
やっぱり見た目は無骨です。
操作感は、表面がツルツルなので標準的な水栓より滑りやすいのですが、洗濯時の前後に操作するだけなのでじゅうぶんでしょう。
(自分が主に使うわけではありませんが(笑))
さて、肝心の効果ですが、まずは水栓を開けて(洗濯機は動作していないので、電磁弁で水が止まっている状態)、キッチンの水栓を開け閉めしてみたところ、ほぼ衝撃音無し!!
そして翌日、洗濯機を作動させてみると、こちらもほぼ衝撃音無し!!
という事で、我が家の場合は「ボンパミニ」によりウォーターハンマー現象がほぼ改善された。
めだたしめでたし。
インターネットの無い時代なら、ここまで辿り着けなかったかもしれない。
便利な時代になったものだ。
しかし、洗濯機を買い替えた事によって何故起こったのだろうか?
電磁弁の閉まり方の違いとか、給水ホース接続部の構造上の違いなのだろうか?
まぁ、解決したので深くは考えまい(笑)



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