チャーリーとわたし

ローリング・ストーンズを初めて聴いたのは、中学生の時にビートルズと共に。
確か、デッカ時代のベスト盤みたいなものだったと記憶している。
既に解散後だったビートルズと違い、ストーンズは現役で活動中のバンドだった。
ビートルズ感覚で初期の曲を聴いたまではよかったが、当時リアルタイムで聴いたアルバムが「Some Girls」とか「Emotional Rescue」で、中学生の自分には、パープルとかツェッペリンみたいなロックとしての魅力があまり感じられなかった。
今思えば、それはチャーリーのドラムの良さを全く理解出来ていなかった事だと思う。
何というか、退屈なドラムに聞こえてしまっていた。
ロックのドラムって、ボンゾとかイアン・ペイスを求めていたので…。
そのうちヘビーメタルの洗礼を受けて、そっちにどっぷり。
それでも、ビートルズと初期ストーンズは、たまに思い出したように並行して聴き続けていました。
大学生時代、レンタルレコード店でアルバイトをしていたのですが、そこでたまたま聴いたのが「Get Yer Ya-Ya’s Out!」と「Let It Bleed」。

それが正に「琴線にに触れた」という感じで、その中でも特にチャーリのドラムにやられた。
その日以来、当時最新だった「Dirty Work」からデビューアルバムの「The Rolling Stones」まで遡って全て聴きまくり始め、今に至る。
中学生でストーンズ初体験だけど、本当に好きで好きで好きで本気で聴き始めたのはその頃からだから30数年になるのかな?
今でも、チャーリーのプドラムプレイのベスト1は、「Get Yer Ya-Ya’s Out!」の一曲目の “Jumpin’ Jack Flash” だと思っている。


2番目をあげるとしたら、「Let It Bleed」のこちらも一曲目の “Gimme Shelter” だ。
奇しくも、ストーンズの魅力、チャーリーの魅力に魅かれたきっかけのアルバム2枚、どちらも1曲目のドラムにやられたという事を、これを書きながら気付いた。
ストーンズに今一つ馴染めなかった頃も、ハマり始めた時も、そして今も、良くも悪くも常にチャーリーのドラムが要だった。

2019年春「THE ROLLING STONES EXHIBITIONISM / ザ・ローリング・ストーンズ展」にて、チャーリーのドラムセット

Charlie is my Darling !!!!!!!!!!!!!


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