あのシュクメルリ鍋から始まり、カチャトーラ、そして次は?!なんて期待していたのに、その後は音沙汰無しだった松屋の世界紀行。
このままフェードアウトかと思いきや、松屋のとんかつ業態である「松のや」が受け継いでやっていたんですね。
と言っても、まだ第二弾だそうで、第一弾は「エスカベッシュ風アジフライ」だったとか。
写真を見ると、予想通りで、アジフライ(南蛮漬けのフライバージョン?)に野菜のマリネがかかっているという、エスカベッシュかと言われれば確かにそうかもしれないけど、特にそそられる物でも無かった(笑)
そして今回の第二弾、わざわざ食べに行こうと思った「チキンキエフ」。
もちろん、チキンキエフなんていう料理は初めて知った。
キエフって、地名のキエフ??だとしたら、ウクライナ??というのは正解でした。
ウクライナの料理だそうで、バターを鶏肉で包んで揚げた物らしい。
もう、これだけで食べたくなる、美味くないわけが無いと断言出来るでしょう。
という事で、浦安のお隣、南行徳駅前に「松乃屋」(出店時期によって「松のや」だったり「松乃屋」だったりするらしいです)があるとの事で、早速ウクライナ気分を味わいに。
食券を買って渡すと、少々お時間いただきますとの事で、静かに待つこと10分くらい。
思っていたよりもかなり大ぶりな円形のフライです。
もちろん、丼飯に味噌汁というのは松屋系としては譲れないようです。
メニュー写真だと、トマトソースに「浸かっている」イメージだったので、テイクアウトでは美味しくないかな?と思いイートインにしたのですが、ソースは別添えだったので要らぬ心配でした。
但し、写真のイメージからするとソースの量がかなり少ないですね…。
箸で切れそうだったので、まずはカット。
※かじった食べかけみたいですが、箸でカットしました(かじりかけ写真は他人が見たら汚いと思いますので)
中から溶けたバターがジュワっと溢れ出てきて、これはイメージ通り。
何も付けずに食べてみると、これまた想像通り、抜群の美味さとバターの背徳感。
トマトーソースをかけてみたけど、やはり量的にちょっと物足りない。
こんなにも相性が良いのに勿体ない。
もっとドップリと絡めて食べたい。
有料でいいから、トマトソース追加出来ればいいなぁ。
松のやで食べるのは初めてなんですが、串切りレモンが添えられているのが嬉しいね。
決して揚物にかけるのではなく(揚物にレモン大反対派です)、千切りキャベツにレモンを搾ってとんかつソースをかけると美味いのですよ。
チキンキエフですが、卓上の中濃ソースも試してみましたが、意外と美味いですね。
ならば最初から、1個はトマトソースどっぷり、もう1個は中濃ソースにすべきたっだか?!
そして、食べながらふと気付いたのですが、チキンキエフとは「鶏肉でバターを包んでフライにしたもの」との事で、レシピを調べても鶏ムネ肉を使っているものがほとんど。
ならば箸で簡単に切れるわけないよなぁ…と今更ながら気付く。
松のやバージョンのチキンキエフは、挽肉か成型肉を使ってるのかな?
チキンキエフ定食、味噌汁とご飯にも意外とマッチして、この上なく美味しいものでした。
お口の中はウクライナ。
ご馳走さまでした。
お次はどこの国だろう?!
期待してます。
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