Sennheiser IE 100 PRO

高校時代にWalkman(もちろんカセット)を買って以来、ポータブルCDプレイヤー、ポータブルMDプレイヤー、そしていわゆるMP3プレイヤーまで、移動中は常に音楽だったけど、スマートフォン時代になってからは、移動中のリスニングから離れた。
つまり、最近は必要以外の音楽はあまり聴かない(笑)
ちなみに、最後に使っていたデジタル音楽プレイヤーはこれ。

2004~5年頃だったかな?
Rio Carbon という1インチHDD仕様のデジタル音楽プレイヤー。
ハクキンカイロとほぼ同じ大きさと言えば、それなりの年代の方はピンとくるでしょう(笑) 
移動中のリスニングから離れたのは、スマートフォン時代になったからというより、このお気に入りだった Rio が音楽プレイヤーから撤退したからかな…。
そんなわけで、スマートフォンにイヤフォンを繋ぐ習慣があまりないので、イヤフォンには無頓着。
SONY製の3000円くらいのイヤフォンと、携帯電話の付属品しか持ってないし、 自宅では専らヘッドフォン。

先日、たまたまこの製品の記事を目にした。

イヤーモニターなんて、自分の選択肢には全く無い物だったけど、コロナ禍以降、自宅でベースを弾く機会が多くなり、これもありかな?と考えるようになった。
1.3万程という値段の割にはプロフェッショナルな仕様で、かなりしっかりした製品と評判良さげ。
という事で早速ポチっと。
到着後、早速開封してみると、イヤーピースはシリコンタイプが本体装着分を含めてサイズ別に3組、フォームタイプが1組。イヤフォンにありがちな、耳垢汚れの為のクリーニングツールやキャリングポーチも付属と、至れり尽くせりです。

ゼンハイザー ロゴ入り耳垢クリーナー!

肝心の音ですが、まずは、PCに接続してあるヘッドフォンアンプ経由で、普段聴くような定番の60’s~70’sロックを数曲。
CDから取り込んだwavファイルです。
普段使っているヘッドフォンと遜色ない音という意味合いで、まぁこんなものかな?という、いたって普通な感じ。
逆に言えば、音的には今までと比べてほぼ違和感無しで、「ヘッドフォン >>>>> イヤフォン」という勝手に抱いていた概念が無くなった。
そして「イヤーモニター」ならではの、楽器類のモニター。
普段はもちろん定番のSONY MDRを使ってますが、実は装着感があまり好きではない(笑)
なんとなく不安定な感じがして…。
EBSプリアンプのヘッドフォンアウトに IE 100 pro を接続してベースを弾いてみた。
何度か、先述の安価なイヤフォンを使ってモニターした事があるけど、想像通りペラペラの音で、プリアンプの「音作り」用としては全く使い物にならず…。
ちょっと期待しつつ IE 100 PRO を接続して弾いてみると、これはかなりイイですね。


低音から高音までバランス良く、薄っぺらい感じも皆無。
評判通りの感じで、価格以上のクォリティと満足感です。
難点は、自分の使い方ではケーブルがちょっと短い事と、プラグがL型というのが使い難い。
リケーブル可能なので長さとかプラグの形状とかいろいろ選択肢はあるのだろうか?



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