ふぐ天・ふぐ唐定食@船頭の台所(千葉県いすみ市)

先週末のツーリング飯は、大原漁港にてフグです。
勝浦方面にも行くので、当然勝浦タンタンメンだろ?!と思ったのですが、この酷暑のツーリングで辛いラーメン喰って大汗かくのも過酷だなぁと思いまして、手前の大原漁港にある「船頭の台所」で昼飯です。

大原と言えばタコとフグ。イセエビは禁漁期間ですので…、というより予算オーバーなので論外(笑)
以前からこちらのタコ飯を食べてみたかったのですが、釜飯スタイルなので提供されてから目の前で炊きあがるまで25分!
空腹でこれは耐えられない。
炊き立てじゃなくてもいいのになぁ…。

地魚の刺身やアブラボウズの煮付け等も捨て難いが、やはりタコと並んでもう一つの名物、フグ。
フグと言えばトラフグの高級イメージですが、この辺りでフグと言えばショウサイフグですね。
大原のショウサイフグ、断然釣り船のイメージなのですが、漁獲量も多いのかな?
安価なフグですが、高価なトラフグと食べ比べた事も無いし、普通にフグとして美味いです。
以前は、釣ったショウサイフグをいただく機会が多く(もちろん船宿でプロが処理済)、何度も食べています。

メニューを見るとフグの天ぷら、唐揚げ、どちらにしようか迷っていたら、ハーフ&ハーフ的な「ふぐ天・ふぐ唐定食」があったので即決!
10分くらいで到着と共に、天ぷらは塩で、から揚げはポン酢でと勧められました。

メインの天ぷら・唐揚げの他は、ご飯・吸い物・大豆の煮物・漬物というラインナップ。
まずは吸い物からいただきましたが、これがまた絶品!!
魚のアラが入ってましたが、薄っすら赤い皮と他のメニューから推測するに、キンメダイのアラかな??

とても上品な香りで、魚の香りのマイナス要素を全て取り去って、良い部分だけを残した感じ。
味噌や醤油ベースなら臭み消しとして多少の誤魔化しが効くだろうけど、潮汁スタイルではそれが効かない。
素晴らしいね。
そしてメインのフグ、まずは天ぷらから。
かなり薄めの衣でクリスピーな食感に、フグ独特のしっかりした食感がなかなか良い感じです。
骨の全く無い部分で、食べやすさも抜群。やはり言われた通りに塩で食べるのが最高に美味いです。

天ぷら
唐揚げ

一方唐揚げは、いわゆるブツ切りで真ん中に骨があるので少々食べ辛い。
ポン酢で食べてみましたが、よく合いますね。
試しに塩でもいただきましたが、個人的には塩の方が好きだな。
畳の上で疲れを休めながらの、美味しいショウサイフグをご馳走さまでした!!
アブラボウズの煮付けに後ろ髪を引かれながら店を出た(笑)
次回はこれだな。


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