ウインカーブザー

今まで乗り継いできたスクーターのウインカーは全てカチカチという作動音が出ていたので、ほぼ消し忘れは無かった。
自二免許取得で教習所で乗っていたCB125F？は、ピーピーというブザー音が出ていたと思う。
たぶん、教習車仕様ならではのブザー音だったのかな？？
そして免許取得後、レンタルで何種もの125ccバイクに乗ったけど、どのバイクもウインカーの作動音が無い。
カチカチ音に慣れていたので、消し忘れ多発（笑）
もちろん、今乗っているCT125も同様。
妻とツーリングの時は、消し忘れてもお互いインカムで指摘し合うのですが、たまに一人で乗っていると消し忘れにしばらく気付かなかった事も…。
先日、左折して少し走ってそのまま直進する交差点で信号待ち。
対向車は右折する模様。
青になって走り出したら、対向車が右折しようとしてきた。
オイオイオイ、危ねぇな！！と怒り心頭だったのですが、自分のバイクのウインカーが先の左折時から消し忘れていて、右折待ち対向車からはオレが左折するものだと思われていたらしい。
まぁ、それでも左折優先ですが、そんな理屈ばかり言ってられない。
それがきっかけで、ウインカーの作動音は必須だな…と考えるようになった。
やはりそれなりに需要があるのですかね？
割といろんなタイプの製品があって悩むところ。
できればリレーのカチカチ音がいいけど、取付が一番簡単そうなのはブザータイプ。
簡単取付重視で、この製品にしました。

【即納】 キジマ ウインカーブザーキット 12V車両 黒 304-0540 HD店 価格：1,710円（税込、送料別) (2024/4/17時点)

既設のウインカーケーブルにいわゆる「カニタップ」で割込ませるだけなのですが、カニタップだとケーブルを傷付ける事に少し躊躇する。
ちょうどウインカーケーブルがコネクターで接続されている部分があるので、同じコネクターを入手して、ブザーからのケーブルをT字にすれば交換も取外しも簡単では？と思い、部品を検索。
簡単に見つかった上に、同じ様な事を考える方々が多いようで、参考になる記事もたくさんあってラッキーでした。
いろいろ参考にしつつ、ウインカーブザーと純正コネクター以外に赤と黒のケーブルを用意。

プラス用に赤2本、マイナス用に黒2本、それぞれ10cmくらいにカット。
ブザーからのケーブルはプラスが2本、マイナスは1本なので、先の赤ケーブル2本と黒ケーブル1本をそれぞれ真ん中1cmくらいの被覆をカット。もちろん両端も。
もう1本の黒ケーブルは直結用なので、両端のみ被覆カット。
そして、ブザーからのケーブルをそれぞれ真ん中に半田付けしてT字状に。
半田付け部分は絶縁テープを巻き付け。
そして、ブザーからの赤・黒ケーブル1組にウインカーコネクターのオスメスそれぞれ装着。
ブザーからの残り赤1本と直結用の黒ケーブルにも、ウインカーコネクターのオスメスそれぞれを装着。
ここで間違えてはいけないのが、プラスマイナスそれぞれの位置。事前にヘッドライト内の写真を撮って確認です。

バイク本体は、緑色がマイナスです。
コネクターの装着が出来たらテスターで導通テスト。一発オーケーです。
宅内作業はこれにて完了で、お次はバイクへの取付作業。
ヘッドライトを外して、中を通っているウインカーケーブルに割り込ませるわけですが、USB充電ポートを取り付ける際もヘッドライト内からの配線分岐だったので、おおよその勝手は分かっているつもり。
2か所のネジを外してから下側から外して、ヘッドライトへのケーブルコネクターを外せば準備完了。
ウインカーケーブルのコネクターを外し、ウインカーブザーのケーブルに付けたコネクターをオスメスそれぞれ接続。
ウインカーの左右は気にする必要無しですが、コネクターは同じ色同士が分かりやすいかと（笑）
これで装着自体は完了。
さて動作確認です。
恐る恐るキーを入れてスイッチオン。

ウインカースイッチを入れると、無事にピーピー鳴りました。
が、音がデカ過ぎる（笑）
ブザー本体に音量調整のネジが付いているので、とりあえず真ん中くらいにセット。
そして、後々調整しやすいように、ヘッドライトから少し出してみました。

防水的に少し不安ですが、そんなに何度も調整するものでは無いと思うので、何度か乗って音量を決めたら絶縁テープで保護しておけば大丈夫かな？？
さて、あとはヘッドライトを元に戻して完了ですが、実はここが一番の難関。
このヘッドライトの中、かなり狭くて、普通に押し込んだだけではヘッドライトが取り付けられない。
コンパクトにまとめて横にしたり縦にしたり、納める場所をいろいろ変えて、ようやくヘッドライト取付が出来て、ウインカーブザーの取付完了！！

今のところは、消し忘れ皆無！！