ツーリング飯と言えば自分的にはラーメンなんですが、実はラーメンは久しぶりだったりします。
成田空港南側、富里市内ですが、芝山町や山武市に近いエリアです。
先日のツーリングで、空港から畑や牧場を眺めながらのんびり南下して交差する県道沿いにある「ラーメン屋SUN」へ。
味噌ラーメン専門との事で、この季節にピッタリ。そして何故かカレーパンも売っているという。
店はコンテナハウス+プレハブみたいな感じで目立たないので、一旦行き過ぎてしまいました(笑)
通り過ぎる瞬間に店頭の幟が目に入ったので、しばらく進んでUターン。
店頭には数台程度の駐車スペースがあり、そこへバイクを置いて店内へ。
薄暗くてお世辞にも綺麗とは言い難い(不衛生という意味ではありません)店内ですが、店主さんらしき高齢男性の接客が人当たりが良いというか、そんな感じで救われます(笑)
ラーメンメニューは味噌ラーメンがメインで、つけ麺もあるらしいが、ここは味噌ラーメン一択。
そこにネギ、チャーシューのトッピングというバリエーションという事で、最高峰の「ネギ味噌チャーシュー」をオーダーです。
メニュー名は「佐渡マルダイネギ味噌チャーシューメン」というように、佐渡の「マルダイ味噌」に拘って使っているようです。
ブラックニッカのジョッキに入った水のちょっとビックリしつつ(笑)、10分程で登場。
そのボリュームに、水以上にビックリ。
大盛にしなくて良かったよ…。
- スープ
久しぶりの味噌ラーメンなので、他の味噌ラーメンとの比較は難しいのですが、割とスッキリと軽い味噌スープという印象。決して薄いわけではありませんが、濃厚という感じはありません。 - 麺
いかにもサッポロラーメン的な黄色い中太麺は、味噌スープとの相性抜群。
何グラムあるのだろうか? 結構ボリュームあり。 - チャーシュー
肩ロースかな? じゅうぶん過ぎる量で歯応えや味の染み具合もとても良い感じで好きなタイプです。 - ネギ
味も量も申し分無いのですが、自分の好みとしてはもう少しシャキシャキの歯応えがあった方が好きです。 - その他
モヤシ、メンマ、ワカメ、味玉。ワカメは不要な気がした。味玉は味の染み具合と半熟加減が最高でした。
途中でカウンター上にある唐辛子に気付いた。
やっぱり味噌系には唐辛子でしょ?!
オリジナルの配合らしく「魔法の唐辛子」と「大魔王の唐辛子」というラベルが貼ってある。
どちらが辛いのか尋ねてみると、辛さは同じで、「大魔王の唐辛子」は山椒が効いているとの事。
当然「大魔王の唐辛子」です。
少量入れて味見してみると、正に好みド真ん中の山椒の効き具合。
少し増量して食べ進めていると、カウンター内の店主さんらしき男性から「辛い物はお好きですか?」と聞かれたので、大好きである事と先の「大魔王の唐辛子」の山椒の効きが良い感じである事を伝えた。
するとニコニコしながら、もしよければこれもどうぞとカウンター上に出されたのが、何やら唐辛子を漬け込んだ調味料らしきものが入ったガラス容器。
何も聞かずにスプーン1/3程をレンゲの上に入れて、スープを足して飲んでみるとあら不思議、鮮烈な辛さのタイ料理の味になった(笑)
ナンプラーは入ってない事以外、何が入っているのか失念しましたが、正にタイの香り。
すると今度は、粉末のスパイスらしき容器を出して勧められた。
こちらはエビの粉末が入っているとの事で、ベースは何だったかな?
スープと混ぜてみると、アジア料理系なエビの良い風味がフワっと。
どちらも勧められるままに使い、本当に好きな味で美味しいのですが、肝心の味噌ラーメンの味が分からなくなる(笑)
そして、まだまだあったのです。
今度は、冷蔵庫からラップのかかったラーメン丼を出してきました。
中身は真っ赤なペースト状のもの。
ハバネロペーストだそうな。
こちらはまだ仕込んだばかりで完成前だけど、是非使ってみてくれと。
リンゴ酢を使ってるって言ってたかな??
いやいや、それよりも味噌ラーメンが味噌ラーメンじゃなくなっちゃうよ(笑)
でも美味いよ、辛いよ、最高。
そんな訳で、後半は味噌ラーメンからかなり遠ざかってご馳走さまでした。
ふと思ったのが、これらの辛味調味料、餃子に使ったら美味そう。
特にタイテイストになるやつ。
もう一度訪れて、餃子を注文してみたい。
もちろん、辛味調味料リクエストで。
そして、こちらの店に来たもう一つの目的、それはカレーパン!
何故カレーパン販売とラーメンなのか?!
不思議に思ってたけど、先ほどいろいろ出していただいた辛味調味料で何となく結び付いた。
カレーパンを4個買って帰りました。
帰宅後に食べたところ、150円という価格に見合わぬ美味さ!!
今回は店頭に並んでいる種類が少なかったけど、早い時間に行けばいろいろあるのだろうか?
カレーパン、そして餃子に辛味調味料、近いうちにもう一度行きたい店でした。
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