肉南ばん(冷・大)@角萬 向島店(東京都墨田区)

数年ぶり、いやもっと久しぶりかな??
角萬の「ヒヤニクダイ」を食べた。
蕎麦界の二郎とも言われる角萬は、下町方面に数店ある蕎麦店。
昔ながらの街の蕎麦屋風情な店ですが、その蕎麦がすごい。
太くて歯応えがあり、うどんというよりも、二郎系ラーメンの麺の様な蕎麦。
蕎麦は喉越し!なんて申しますが、こちらの蕎麦はのど越しより歯応え。
顎と歯で味わえ!ってなもんです(笑)
中でも人気なのは、肉南ばん蕎麦の冷やしバージョン大盛、通称「ヒヤニク・ダイ」。
今回訪れたのは、向島店。
こちらは初めてです。
開店5分程前に到着しましたが、既に開店待ちの列が…。
数えてみると10人目。

ギリギリ入れるかな??と思っていると、正にギリギリ、開店一巡目で入る事が出来ました。
以前はギッチリ相席でしたが4人テーブルには2人、2人テーブルには1人の案内。
ソーシャルディスタンス目的なのか、向島店は以前からこうなのか?
ラッキーな事に、2人テーブルにて1人です。
順番にオーダーを聞かれますが、ほとんどの方が「ヒヤニクダイ」。
もちろん自分も「ヒヤニクダイ」。
皆さん同じなので、思わず「(前の方と)同じの」と言いそうになりましたが(笑)

久しぶりのヒヤニクダイ、こんなにボリュームあったっけ??
圧倒される量、そして暴力的な程にゴワゴワの極太蕎麦。
しなやかさが無いので箸で持ち上げるのも一苦労(笑)
そして、すする事なんて出来ずに、蕎麦を噛み砕きながら喉へ送っていくという感じ。
この固さ、富士吉田市の「吉田のうどん」の蕎麦バージョンと言えば分かりやすいでしょうか?
そして肉南ばんですから、肉とネギは外せません。
甘みたっぷりのネギと、豚バラのバランスがとても美味いです。

蕎麦

そして、「冷やし」なんですが、キンキンに冷えているわけではありません。
むしろぬるい感じ。
熱い汁 + 冷たい蕎麦 でこんな感じなんでしょうか??
食べやすいと言えば食べやすい(笑)
あまりのボリュームに後半苦戦しましたが、なんとか完食。
蕎麦湯を頂いてご馳走さまでした!

満腹だけどまた食べたくなる、そんな角萬のヒヤニクダイでした。