豚足のかわ土鍋めし + 砂肝土鍋めし@湖南四川料理 湘厨(横浜中華街)

次女と二人だった休日、久しぶりに中華街に飯でも喰いに行くか?という事で、車で横浜まで。
たまに来ていると思って記憶を辿ったら、中華街は1年以上ご無沙汰だった様です。
次回来る時はここで食べたいと思っていた店があったので、迷わずそちらへ。

中華街東門から入ると、すぐに人人人の大混雑。
相変わらず、いわゆる食べ歩き的な人気店の周囲は身動き取れないほどです。
人をかきわけて中華街大通りを歩き、香港路へ。
割と人気店が並ぶ路地です。
奥の方まで歩いて、カレーが人気の保昌と四川料理の景徳鎮の間にある店が、今回の目的である湖南料理の「湘厨」。

昨年オープンしたらしい店です。
四川料理とは違った辛さが特徴の湖南料理らしいけど、未経験。
中華街でも、珍しいのでは??
入店すると細長い店内はほぼ満席ですが、2階席へ案内された。
こちらも我々二人でちょうど満席。
飾り気の無い店内はあちこちで中国後が飛び交い、店員さんはもちろん、お客さんも近くに居た二人組以外は中国の方々みたい。
ぶっきらぼうにメニューを渡され、いろんな意味で期待が膨らむのです(笑)

グランドメニュー以外に、ランチメニューっぽい定食類と、土鍋ご飯。
この土鍋ご飯を食べてみたかったのです。
豚足のかわ、砂肝、干し豆腐の三種の土鍋めしですが、二人とも豚足か砂肝かで迷う…。
2種頼んでシェアすればいいじゃん?!という結論になりました。
辛さを3種(控えめ・普通・激辛)から選べるようなので、どちらも普通で。
シェアしなかったら激辛にするのですが…。
土鍋めし、提供まで時間がかかりそうだけど、意外と早くて10分程度で「豚足のかわ土鍋めし」到着。
かなり熱々で、シェアならではの小皿に取り分けは正解だった。

  • 豚足のかわ土鍋めし
    おこげもあってイイ感じですが、一口食べてその辛さにぶっ飛んだ(笑)
    色合い的には決して辛さを感じる要素はないのですが、かなり辛いです。
    唐辛子の辛さだけど、赤唐辛子が少し見えるだけなので、他の要素がある様です。
    味付け的には、醤油系がベースの美味いやつ。

二人で取り分けながら食べていると、遅れる事5分くらいで「砂肝土鍋めし」が到着。
まぁ、時間差でバラバラに出てくるのは、この類の店ではよくある事ですね(笑)
シェアしながら喰うスタイルで正解でした。

  • 砂肝土鍋めし
    こちらは割とクセがある感じで、あまり好きではない表現ですが、これぞいわゆるガチ中華的な感じ。
    豚足の皮の代わりに砂肝を使っただけのメニューかと思っていたので、良い意味で裏切られた。
    こちらも強烈な辛さと、そして何やら酸味もある。
    具を一つ一つ確認しながら食べると、どうやら大根系の漬物らしき物が入っているようで、この酸味こそ湖南料理の特徴みたいですね。
    漬物は大の苦手ですが、こういう感じで使われているのは美味しくいただけます。
    「豚足のかわ」バージョンより、ややクセのある味付けですが、湖南料理らしさを味わうにはこちらの方かな??

そしてこの辺でようやく気付いた。
どちらの土鍋めしも、ピーマンかネギの青い部分だと思っていた具は、青唐辛子でした(笑)
そりゃ、赤味が無くとも辛いはずだ…。
個人的な好みだと「豚足のかわ」バージョンですが、この店に来たならばというなら「砂肝」バージョンに違いない。
辛い物が大好きですが、自分の中での美味しさの度を少し越えた辛さかもしれない(笑)
激辛にしなくてよかった…と思いながらご馳走さまでした。

店を出て大通りに出ると、来たときとは比べ物にならない大混雑で、歩くのも困難。
そして、盛大にドラや太鼓の音が鳴っている。

ちょうどこの日、10月1日は中国の国慶節なんですね。
あちこちに中国の国旗が掲げられていたのも納得。
縁起の良いものを観させてもらいました。


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