海近くの観光地に行くと必ずと言っていい程お土産として売られている魚の干物。
特に静岡方面はド定番の名物だけど、しょっちゅう行く割には干物を買う事はほとんど無い。
大抵の観光向け干物店やSAや道の駅のショップは、高くて味も普通。
冷凍物も珍しくない。
地元の方が利用する様な鮮魚店やローカルスーパーは、干物とか釜揚げしらすとか安くて美味いんですよね。
沼津～静岡辺りは何軒か良い店を知っているのですが、残念ながら伊豆方面はそういう店を知らない。
という事で、伊豆で干物を買うなんて頭に無かったのですが、たまたま良さそうな店を見つけた。
伊東駅から一駅東京寄りの宇佐美駅近くの「あじ一ひもの店」。
たまにはアジの干物でも…と思って寄ってみた。
海岸沿いのR135からは離れた住宅街の中にあって、我々観光客が通りすがりで…という立地ではない。
ナビを頼りに向かってみると、店の前にはずらりと天日干しの真っ最中。
店内奥では魚の下処理をやっていて、完全自家製ですね。
地元の方々も日常使いで買いに訪れるみたいです。
ショウケース内を覗いてみると、昔ながらの木箱にズラリと並べられている干物の数々。
アジ、サバ、カマス、エボダイ、キンメダイといったところかな？
その中でも半数以上がアジで、サイズ違いで3～4種類くらい、1枚あたり100円ちょいくらいからだったかな？？
干物は普段からスーパーでよく買うのでよく分かりますが、価格に関してはスーパーと同等かもしくは安いかも？！
一番安いものはかなり小さなサイズなので、その上の200円の物を自宅用とお土産用に何枚か購入。
お店の方は丁寧にいろいろ説明してくれて、とても良い感じでした。
とは言っても、この価格なら普通に美味しければそれでいいや…という程度で、実はそれほど過大な期待してませんでした（笑）
早速、購入の翌日に焼いてみたところ、サイズの割にはかなり脂があって塩加減も見事に丁度良い。
普段、スーパーで買って食べる干物は塩味が強い物が多く、又それが普通だと思ってますが、これほど丁度良い塩加減というのは初体験かもしれない。
そして、単純に塩加減が良いだけではなく、何とも言えぬ旨味を感じる。
お土産の評判も上々。
あぁ、もっと買えばよかった！と思ったけど、たくさん買って冷凍したらこの旨さの感じは無くなってしまうのかな？？
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