日本キジ モモ肉のコンフィのカッスーレ@ブラッスリー ギョラン(東京都中央区(八丁堀))

飲食店の閉店時間が早い昨今なので、結婚記念日の食事はランチにしました。
手軽に美味しい物が食べられるし、料理を忘れて呑み過ぎる事もないので(笑)、そういう意味ではランチコースっていいですね。
八丁堀駅から徒歩5~10分程の場所だけど、割と静かな界隈にあるこじんまりとしたフレンチの店「ブラッスリー ギョラン」へ。
数種のジビエ料理からチョイス出来るランチコースがあるとの事で、以前より行ってみたい店の一つでした。
コースのみ予約可という事で12時の予約で伺いましたが、周辺オフィスの方々が続々と訪れて常に数名待ちという人気っぷり。
すぐに席へ案内されて、コース内容も予約時に双方確認済みなのでスムースです。
予約特典でスパークリングワイン(グラス)サービスというのは想定外。
ノンアルコールのつもりでしたが、いただけるというのなら(笑)

最初に出てきたのは、ビネガーとクミンが効いた有機野菜のマリネ。
キャベツが美味かった。
上に乗ってるのは何だったんだろう…??
お次は、お好みでチョイスしたオードブルで「月の輪熊・ヒグマ・丹波ジカ・猪とフォアグラのテリーヌ」。
野菜どっさり、しかも見た事も食べた事も無い野菜がいろいろですが、野菜は詳しくないので割愛。
肝心のテリーヌが見えないので、野菜を移動させて撮影(笑)

鹿や猪は食べた事があるけど、熊は初めて。
しかしながら、テリーヌのどの部分が熊なのか味では分からない。
ましてや月の輪熊とヒグマの違いなんぞ分かるわけがない(笑)
ここは猪かな?
これはフォアグラだろ?
というのは分かったけど、その他は鹿か熊だろうなと思いながら味わう。
特にクセも無く、クマやらシカだの言われなければ分からないね。
野菜が多過ぎるかな??と思ったけど、濃厚な味わいのテリーヌにはこれくらいが丁度よかった。
そしてメインは「日本キジ モモ肉のコンフィのカッスーレ」。
豆の煮込みにチキンや鴨の代わりにキジ肉かな?という想定内の料理だったけど、キジ肉のワイルドさは想定外。

まずは、足がそのまま乗っててビックリ。
ものすごいキジアピール(笑)
モモと言えば鶏モモを想像するけど、肉質は全く違う。
良くも悪くもワイルドで、香りもちょっとクセがありますね。
このクセこそがジビエだと思うので、そこは否定しないし、むしろクセが完全に消えてたらジビエ料理の醍醐味が感じられないですから。
砂肝やハツ?も入って、それらももちろんキジとの事
鶏のそれとは食感がかなり違うんですね。
このメイン料理と共にフィンガーボールが出てきましたが、なるほど、手を使わないと細い筋状の骨が邪魔で食べ難い。
ナイフとフォークなんて言ってる場合じゃないです(笑)
見た目以上のボリュームで、パンも1個でじゅうぶんでした。

デザートはチーズケーキと柚子の香るアイスクリーム、そして紅茶。
デザートも詳しくないので割愛(笑)
1時間以上かけた、ゆったりしたランチでした。
気付けば13時を回り、昼休憩ランチの方々で満員だった店内は2組のみに。
ここまで満腹になるとは想定外。
以上、ランチのプリフィクスコース、3,500円也。
普段の早食いを反省しつつ、ジビエ料理に味も量もお値段も大満足でご馳走さまでした! !




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