2021 北関東 麺紀行 1 天ざるうどん@本舗 丹次亭(群馬県渋川市)

伊香保へドライブついでに、以前から食べて見たかった水沢うどん初体験でした。
日本三大うどんと言えば「讃岐」「稲庭」「水沢」が一般的みたいですが、讃岐うどんは巷に溢れているので本場ではなくとも何度となく食べてます。
稲庭うどんは、母方が秋田なのでこれまた何度となく食べています。
そして水沢うどん、群馬県には何度も訪れていますが伊香保方面へ行った事が無かったので食べる機会がありませんでした。
伊香保温泉手前にある水澤寺の参拝客向けに提供されたのが始まりらしい水沢うどんですが、渋川伊香保ICから伊香保温泉へ向かう途中に水沢うどんの店が建ち並ぶ通称「うどん街道」があります。
ほとんどの店が割と大きくて駐車場も広々、いかにも観光地の店といった感じです。
そこから選んだ店が「本舗 丹次亭」。

コロナ禍、平日という事もあって、広い店内に数組でした。

オーダーは天ざるうどん。
ざるうどんと舞茸の天ぷらというのが、この辺りの店の定番みたいですね。
10分程で到着。

初めて目の当たりにする水沢うどんの純白で美しくしなやかな見た目にやられた。
これは美味そう。
讃岐とは違う、クセの無い程良いコシと喉越しは、見た目と同じで、美味しいというより美しいね。
かなり上品な味わい。
うどんの上には、椎茸煮と海苔とほうれん草。
ほうれん草の代りにキュウリが乗った店もあるみたいですが、これも水沢うどんならではのスタイルみたいです。
つけ汁は普通かな…。
こちらの店は一般的な醤油ベースのつゆでしたが、ごま汁を提供する店もあるようです。
そして天ぷらがこれまた美味い。
どの店も、舞茸天が定番。
元々好きな舞茸天ですが、割とボリュームがあるにも関わらずさっぱりサクっとした揚げ具合と、何よりも舞茸そのものの香りが抜群。
控えめに言っても、今まで食べた舞茸天ナンバーワン!!
天ぷらもうどんも大満足で、三大うどんの一つだという事も納得でご馳走さまでした。
武蔵野うどんとか吉田のうどんみたいな、かなり無骨で粗削りな感じのうどんが好きなんですが、こういう上品なうどんもいいですね。


という事で水沢うどん初体験でした。


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