茨城空港近くの百里神社に行きがてら、少し遠回りして涸沼へ。
大洗海岸に近い汽水湖です。
シジミやハゼの産地として有名で、当然ですがこれらを味わいに。
以前、ハゼ天丼を食べたことのある湖畔の店のちょうど対岸辺りに位置する「うおふね」へ開店と同時に到着。
ギリギリ駐車場へ入れる事が出来て、想像以上の人気店みたいです。
ふすまで仕切られた座敷には、それぞれテーブル2宅の相部屋みたい感じ。
オーダーはほぼ決まっていましたが、一応メニューを拝見。
涸沼産の魚介類を使った天ぷらの定食や丼もの、そして普通の海鮮丼からカツ丼やら親子丼までオーソドックスなもの。
そしてウナギ料理各種といったメニュー構成。
涸沼産の天然ウナギがとても気になったのですが、もちろん予算的に却下です(笑)
ちょっと妥協してウナギの天丼があったので、ウナ天とは珍しいしかなり迷いましたが、やはり最初に是非食べてみたいと思った「涸沼ミックス天丼」をオーダーです。
全品シジミ汁が付くのですが、150円増しで大盛りに出来るとの事。
もちろん、シジミ(ヤマトシジミ)は地物、涸沼産です。
これは増量するしかないでしょ?!と思い、大盛りでオーダーです。
開店直後の忙しさもあってか、20分以上待ってようやく登場。
涸沼ミックス天丼とは、白魚かき揚げ、川エビかき揚げ、ハゼ天、スズキ天という、涸沼産魚介天ぷらオールスターズ的な内容です。
正に、こういうのを味わいたかったのです。
涸沼が汽水湖である事を象徴するようなラインナップですね。
どれも食べた事はありますが、スズキを天ぷらで食べるのは初めてかな??
加熱したスズキ独特のクセを想像していましたが、フワっとした白身がとても美味い。
ハゼは開いたものが1枚と、小型の頭を落として丸ごと揚げたものらしきハゼ天も入っていた。
ハゼは自分で釣って自分で揚げたものは何度となく食べているけど、店で食べるのはまだ数えるほど。
昨年秋に自分で釣って以来のハゼ、当たり前の美味さ!!
そして、丸ごとの小魚が2尾ほど。
ワカサギ??
どう味わってもどう見てもワカサギのはず。
涸沼は汽水なのに、ワカサギ居るの??
まぁ、涸沼産じゃなくてもいいか…と思いつつも、美味いね。
(後から知ったのですが、ワカサギは汽水湖にも生息可能。涸沼でも水揚げがあるらしい。疑ってごめんなさい。)
白魚と川エビはそれぞれかき揚げで、絶対に間違いのない美味さ!!
特に川エビの香ばしさは格別で、静岡のサクラエビ天みたいな感じで、川エビのみでかき揚げにしたらどんなに美味いだろう??
さて、今回は主役同等、いやそれ以上に期待のシジミ汁です。
大きな粒から小さな粒までサイズがいろいろ入っているところがイイネ!!
シジミエキス満載の白濁した汁は、シジミ感300パーセントで、肝臓が元気になる様子が手に取るように分かる美味さ(笑)
大盛りにして正解でした。
普段、シジミの味噌汁を飲む時に、しじみの身まで食べる事はあまり無いのですが、今回は余すところなく完食。
美味かった~。
天ぷらの油切れ加減が少し気になったけど、涸沼の魚介類を一度に口に出来て大満足のご馳走さまでした。
次はウナギを食べに来たいなぁ…。
あ、帰る時にシジミを買おうかと思ってたのに、忘れた。
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