はかりめ丼@いち川旅館(千葉県富津市)

今年5月の大型連休、ソロツーリングで昼飯に予定していた店が千葉県富津市にある旅館「いち川旅館」併設の寿司屋さん。
祝日なので営業しているだろうと勝手な思い込みで行ったものの、見事に定休日(笑)
そんな店に、リトライでした。
今回は妻のモンキー125と共に。
渋滞も無くかなり順調な道路状況で、開店前に到着。
岩瀬川の河口、海はすぐそこという立地ですが、幹線道路からは離れたひっそりとした場所にあります。

駐車場にバイクを入れて店頭の日陰でしばし待っていると、開店時間ちょっと前に店内へ招き入れていただきました。
店内はカウンターと、テーブル席と座敷。
コンパクトな店内ですが、カウンターから少し見えた厨房は、旅館併設なのでそれなりに広そうです。
良い意味で、田舎の寿司屋さんといった感じ。
お茶を飲みながらメニューを拝見しますが、もちろんオーダーは「はかりめ丼」です。

10分程でお椀と共に出て来た「はかりめ丼」ですが、決して桶が小さいわけではなく、お椀が大きいです(笑)

アナゴは一口大にカットされたものが乗っていて、ご飯はそれほど強過ぎない酢飯。
そのご飯はかなりギッシリと詰まっていて、アナゴもそれに負けず劣らずのボリューム。
アナゴ独特のフワっと感は、幸せに感じる程の美味さで、タレの甘味と仕上げに炙った香ばしさのバランスがイイ!
この界隈のいくつかの店で「はかりめ丼」を食べましたが、味もボリュームも最高だと思います。
そして、そんな主役を蹴落とす勢いの美味さがセットで付いてくる汁物。

いつも同じかどうかは分かりませんが、この日は白身魚のアラを使った潮汁。
白身魚は、少し付いていた皮の模様がスズキみたいでしたが、いろいろ使っているのか一種だけなのかは不明。
これが素晴らしく美味かった。
白身魚の出汁の良いところだけを抽出して、魚の負の要素がゼロ。
ちょっと塩味が強いところが、上品過ぎなくてイイね。
この出汁で塩ラーメンを作ったら絶対に美味いはず(笑)
はかりめ丼がじゅうぶん美味いにも関わらず、汁物が美味すぎてアナゴの美味さが霞みそうになりながらご馳走様でした。
と、一息ついていたら、デザートまで付いてたのね。

そして、味は最高だけど、お値段はこの辺りでは最低だと思われる1200円!!
普通に、握りとかちらしも安くて美味そうでした。


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