エリアトラウト #8 ~ 初釣りで鬼退治

成田空港近くの管理釣り場、ジョイバレーにて2021年初釣りでした。

自宅から高速で1時間弱、まだ薄暗い6時半に到着してスタート。
まずはセオリー通りにスプーンをいろいろローテーションしながら。
何故か早朝に釣れたことがあまり無いのですが、今回もそのパターン。
前回はスプーンに反応悪かったので、今回は早めに見切りをつけて、各種ミノーにチェンジ。
ここからが本番だぜ!と意気込んだけど、こちらも無反応。
初心に帰るべくまたまたスプーンにチェンジすると、本日最初のヒット!
ちょっと鈍い感じのアタリで、重量ありそうな引きだけど手前までは難なく寄せた。
しかし、ここからがさぁ大変(笑)
急にリールのドラグをジリジリ鳴らしながら右に左に走りだし、おまけにジャンプ。
ナイロン3lbラインなので、無理は禁物。
たまたま前日にリールのドラグ調整はしっかりやっていたので、ちょうど良い感じでのやり取りが出来た。
ようやく水面から顔を出す事が出来て、無事にネットイン。
トラウト用品を揃えた時、このサイズの魚を想定していなかったのでかなり小さなネットなので大苦戦しましたが…。
ん?初めて見る魚。
もしかしてイトウ?
淡水魚ビギナーなので(笑)、同行した友人(フライマン)に見せると正解でした。
イトウにしては小さいけど、約55センチの立派な釣果。
初釣りでの初ヒットがイトウとは、我ながら出来すぎだ(笑)
イトウは水族館以外では初めて!

そしてクーラーボックスも、塩焼きサイズのニジマスしか想定してなかったので、10リッターの小型タイプ。
車に常備している少し大きめのソフトクーラーを急遽取りに行って、なんとかイトウを押し込んだ(笑)
ここから、ポツリポツリと小型ニジマスがアタリ始めるものの、なかなか続かない…。
スプーンの色や大きさをこまめに変えながら続けていると、ようやくヒット。
ん?またデカそうだ。先のイトウよりも重量感あり。これまた手前まで寄せると大暴れで、かなり手こずってようやくネットインしようとするものの、なかなか入らず。
やっぱりネットが小さすぎる…。
なんとか頭を入れて魚体の後ろ半分が出た状態で落としそうになりながら確保。
大型ニジマス?と思ってたけど、帰宅後に以前の写真等で見比べると、ロックトラウトみたいですね。
全長こそ先のイトウと同じだけど、体高がすごい!
これは食べ応えありそうだ(笑)

その後、ニジマスをリリースサイズ含めてポツポツ釣って、昼前の終了間際にまたまた大型ヒット!!
慎重に慎重に手前まで寄せてきて、ここで油断してちょっと無理に巻いたら潜られたと同時に3lbナイロンラインがプツン!!
あぁ、結び目チェックしておけばよかった、もっと慎重にやればよかったかも、ドラグをもう少し…等々考えても後の祭り。
終了時間も迫ってきたのでここで潔く終了!

風が無ければそれほどでも無いのですが、昼になるにつれて風が吹いて体感温度急降下して寒かった…。
さて、ここからもう一仕事。
魚を捌いて帰れるのは管理釣り場ならでは。
面倒だけど帰宅後にやるよりは何倍も楽です。
デカいのから捌こうと思って管理棟へ向かうと、このポスターが目に入った。

魚偏に鬼でイトウ、節分にちなんで「鬼退治」イベント。
え?!そうなの??イトウ釣ったよ!!
スタッフの方にイトウをキープした旨を伝えると、写真撮影後に次回5時間無料券を頂きました!!
これは嬉しい、魚以上に嬉しいかも(笑)
有効期間30日というのが、ちょっと微妙だけど、なんとか時間を作って行くしかないでしょう。

イトウとロックトラウトは頭とワタを取り、塩焼きサイズのニジマスはワタを取ってようやく終了。
帰宅後、ロックトラウトは刺身に即決定。
ニジマスは後日食べる為に冷凍ストック。
さて、イトウはどうしたものか…。
刺身よりも火を通した方が美味そうな予感。
フライか竜田揚げにして、たっぷりのタルタルソースで!と思ったけど、釣りで疲れたカラダではちょっと面倒。
という事で、無難に切身をソテーする事に…。
ハーブソルトと小麦粉をまぶしたイトウの切身を、カリっとフライパンで。

そしてロックトラウトは3枚におろして刺身に。
中骨に残った身も美味そうなので、スプーンで掻きとって、いわゆる中落ち。

イトウのソテーは、淡泊で川魚特有のクセも無く、イイ感じでした。
フライや天ぷらも絶対に美味いはず。
ロックトラウトの刺身は、2回目ですが、当たり前の美味さ。

これで半身分です。
4人でも多いので、残りの半身は翌日に持ち越し。
そして前回はアラ煮を作ったので中骨の身はそのままでしたが、今回はロックトラウト中落ち初体験!
こちらも当たり前だけど美味い。
中落ちは、オニオンスライスとマヨネーズというのもいいかも。
という訳で、釣って喰って疲れた1日でしたが、1日じゃ終わりません。
ロックトラウトの腹ビレ周辺の脂身(いわゆるハラス)が意外と分厚かったので、多めに塩を振って翌朝の朝食へ。

これ最高じゃないですか!!
次回、大型が釣れたら、新巻きロックトラウトでも作ろうか(笑)
釣って食べて魚を満喫でした。



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