24周年＠金沢

昨年は地元でお手頃なフレンチだった結婚記念日でしたが、
今年はちょっと贅沢して金沢まで飯喰いにひとっ飛びでした(笑)
次女の詩吟のコンクールの全国大会に付き添って金沢に行ったのは3年ちょい前。
慌ただしくて金沢の食も観光も最小限しか楽しめなかったのでいつかもう一度行きたいと思ってた。
妻は金沢初体験。
羽田から小松まで空路1時間、空港からバスで金沢駅へ着いたら、まずは昼飯。
ホテルに荷物を預けて、定番の近江町市場へ徒歩で直行。
観光客向けの派手な海鮮丼は避けて、地味ながらも金沢ならではのランチを…と考えてたけど、
やっぱり豪華海鮮丼に釣られてしまった。観光客ですから(笑)

刺身は、まぁ普通です。
新鮮なのは当たり前の上での普通。
美味くて当然。
ぶ厚くてデカい刺身は上品とは言えないけど、豪快かつゴージャスでイイネ♪
夕飯は金沢駅近くの加賀料理の店へ。
活気ある市場の食堂のてんこ盛り海鮮丼から一転、
半個室の座敷で上品な夕飯(笑)
カニメインの加賀料理のコースって感じでしょうか？

カニ以外には加賀野菜の天ぷらとか郷土料理の「治部煮」他いろいろ、
もちろん地酒も満喫して加賀尽くし。
追加で何品か頼もうと思ってたんけど、意外とボリュームがあって断念（笑）
翌日、いつもならホテルの朝飯はおかわりしながらガッツリ食べるんですが、
早めの昼飯を美味しくいただく為に控えめで(笑)
二日目はいわゆるB級的なランチを！と、金沢カレーかハントンライスか、
それともマニアックに宇宙軒食堂か？
いろいろ迷ったんですが、ハントンライスを老舗洋食店「グリルオーツカ」にて。

オムライスの上に魚やエビのフライに、ケチャップとタルタルソースがかかった不思議なメニュー。
ハンガリーの「ハン」に、フランス語でマグロの「トン」で、ハントンライス。
もちろん、ハンガリーにはハントンライスは無い（笑）
長崎のトルコライスの存在と似てるかもしれない。
ハントンライスは2回目なんですが、こちらのお店は初めて。
さすがの人気店、味もボリュームもこれなら納得！
帰路は定番の芝寿司の笹寿しを買って夕方の便で。
1時間のフライトでは、飲食可能な時間は実質30分程度（笑）
家まで我慢でした。

金沢は、メジャーな観光スポットが割と狭い範囲に揃ってるので、観光しやすいですね。
近江町市場、ひがし茶屋街、金沢城、兼六園、石浦神社、21世紀美術館、長町武家屋敷、尾山神社他を巡って、
〆のお土産は駅構内の百番街でバッチリ♪

自らコーディネートした主要スポット網羅のコースを、周遊バスをフル活用して観光。
自宅出発から自宅到着まで、時間とか段取りとかいろんな事が予定以上にスムースにいった。
食事は、少しタイミングが遅かったら空席待ちになるところだったり、
観光も予定時間よりも短時間で回る事が出来て、時間によっては省略予定だったポイントも全てチェックイン。
2日目の午前中に傘不要程度の小雨があった以外は天候にも恵まれ、
帰りの飛行機は出発が遅れたけど予定していた羽田発のリムジンバスにはギリギリ間に合ったという、
なんとなく自分にとって「追い風」気分の良い旅でした♪
ちょうど金沢を訪れた日、
JR金沢駅では「有人改札」最後の日、
そして駅前の老舗ホテル「都ホテル」が建替えの為に一旦営業終了。

金沢駅改札口も都ホテルも無人になり、金沢も節目を迎えた日でした。
次に訪れる事があったら、今回食べられなかった金沢カレーとのどぐろが目標（笑）